息子のマラソン大会、父→僕→息子へ

こんばんは。シラです。昨日はTさんの呼びかけのサンタ忘年会に参加しました。久しぶりに会う人たちもいて、お互いの仕事や状況の変化に時の流れを感じました。でも一緒にワークを何度かやったことがあるせいでしょうか、久しぶりでも心を開いてわーっと話すことができてとても楽しかったです。

それでは、真我の追求と仕事の実践に焦点を合わせて今日もブログを書きます。お読みくださりありがとうございます。

2.会った瞬間の“黄金の笑顔”で大勢は決まる

営業マンにとって最も大切なことは第一印象です。お客様があなたの顔を見て、「あっ、感じの良い人だわ!」と思ったら、その瞬間からあなたを受け入れる体制になります。

逆に、「なんて感じの悪い人だろう・・」と思ってしまったら、その瞬間に心のドアは閉じてしまい、その時点で契約にこぎつけることは難しくなってしまいます。

ポイント 第一印象で最も相手にインパクトを与えるものは顔。「なんて感じの良い人だろう」という印象を持たれたらその印象が最後までつながっていく

では、第一印象で最も相手にインパクトを与えるものは何でしょうか?それはあなたの顔です。

お客様を訪問するとき、あなたはどういう顔をしているでしょうか?見込み客が目の前に現れた時、ニコッと最高の笑顔で迎えましょう。

その瞬間、お客様が「なんて感じの良い人だろう」という印象が残ります。その印象がクロージングに至るまでつながっていくのです。

ボールをポンと叩けば、その叩いた方向に叩いた速度で転がっていきます。反対の方向に転がることはありません。いったん、「感じが悪い」と思われてしまったら、最後まで「感じが悪い」と思われるでしょう。「感じの良い人」と思われたら、最後まで「感じの良い人」と思われるでしょう。

笑顔は1秒でできます。顔はあなたの顔ではなく、お客様のものなのです。ですから、お客様に最高の笑顔を見せられるように、毎日毎日鏡に向かって笑顔の練習をしましょう。

私がここまで成功してこられたのは、半分以上は笑顔のおかげだと思っています。笑顔によって、仕事は大きくつながっていき、それが喜びの輪となって広がっていくのです。

佐藤康行「究極の営業プログラム」より

僕がまだプログラムを買う前にTさんに誘ってもらってフォロークラスに参加した時に、1分間最高の笑顔をするというワークをやりました。20秒を過ぎたころからとんでもなく頬の筋肉が痛くなりました。講師のMDさんが「もしかしたら1日24時間のうち1分も笑顔を出していないかもしれませんね」と言い、その通りだと思いました。

それ以来、朝の鏡の前や車を運転中の信号待ちなどで1分間の笑顔の筋トレをするようにしています。

いつだったかのフォロークラスの時に、心がズタボロの状態の岡田社長が顔を洗ってパッと鏡を見たら、心はズタボロなのに満面の笑顔だった、“形状記憶笑顔”と言っていた話をMDさんがしてくれたことがあります。

スポーツ選手がトレーニングをするように、俳優が舞台の練習をするように、営業マンである僕は笑顔のトレーニングをするべきだと思い、笑顔の筋トレを続けています。

悲しかったり、辛かったりするときでも鏡の前で笑顔の筋トレをすると、悲しい気持ち・辛い気持ちが楽しい気持ちに変わってきます。面白いから笑うけれども、笑うから面白くなってくるということもある、と言われます。カタチから入って心を変化させるにも、笑顔の筋トレは効果的!

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今日、小1の息子のマラソン大会があり、応援に行きました。

以前、真我開発講座で父で掘り下げていったことがあります。父は仕事が忙しく遊んでもらった記憶がほとんどありませんでした。また父は無口だったので、あまり会話らしいことをした記憶もなく、僕は父にとってどうでもいい息子なんだと捉えてました。それが、講座で掘っていったときに、キャッチボールやサッカーの相手をしてくれたこと、野球を観に連れていってくれたこと、いろんな記憶が出てきて、父に愛されていたことがわかったりました。

僕は子どものとき、特にマラソン大会に一生懸命でした。父との記憶の中でもマラソン大会の練習で毎朝一緒に走ってくれたこと、マラソン大会の本番でゴール手前で父が「がんばれー!」と大声で応援してくれたことを思いだしたときに、お父さんは僕をとっても愛してくれていた!と大きく気づいたのでした。

僕の息子は生まれつきの脳の障害で運動が得意ではありません。生まれた当初は「一生歩けないかもしれないし、立つこともできないかもしれない」とまで言われていました。

それが、ゆっくりではありますがドンドン成長していき、みんなと同じようにかけっこもできるようになりました。そして、いつもとても前向きです。保育園の運動会では、1番になりたいって真剣にがんばってました。ハンディなど関係ありません。

今日、そんな息子のマラソン大会に、そんないきさつの僕が応援に行きました。

もちろん、応援する場所はゴール手前。

大きな声で「がんばれー!!」と応援しました。

お父さんも、こうやって僕を応援してくれてたんだ。こんな気持ちだったんだ。そう思うと涙が出てきました。やっぱりお父さんは僕を愛してくれてた!しかもこんなに愛してくれたんだ。

息子の結果は61人中57位。走り終えた息子に近寄って行くと、涙をこらえたとても悔しそうな顔をしています。

「こーちゃん、どうだった?」

「疲れた。57位だった。ほんとは1位なりたかったのに(涙)。50位までになりたかったのに(涙)」

練習の時は48位だったので順位を落として、本当に悔しそうでした。

1kmを歩かず走りきったこと、転ばずに走ったことだけでも僕はすごいことだと思うのですが、悔しい気持ちでいっぱいの息子にほんとうに感動をしました。

“自分はできない”なんてこれっぽっちも思っていない息子。だからドンドン伸びていくんだ。

“自分はできる”そうやって自分自身にOKを出している息子に、“こーちゃんならできる!”できる、大丈夫、そういう前提でこれからも接していきたい。

「そっかー。悔しいんだね。2年生のマラソン大会はパパもこーちゃんと練習するから頑張って1位になろうな!」

そうやって息子に声をかけると、涙をこらえた息子が小さく頷きました。

お父さんが僕を愛してくれてたことを感じ、僕が息子を愛してることを感じたマラソン大会でした。親から子へ、愛はリレーしていくんですね。