ダチョウ倶楽部な二人

こんにちは。シラです。休みの朝、子どもたちとの早起き競争に負けやっとPCを開けました。

今日も真我の追求と仕事の実践に焦点を合わせて毎日を過ごすためにブログを書きます。お読みくださりありがとうございます。今日からSTEP19です。

STEP19【魂】~“愛と歓喜のセールス”を体現し、さらなる次元へ飛躍する 魂を磨く

究極の営業プログラムでは、営業のテクニックを磨くことよりも、営業を通じて人間性を磨くこと、さらには、魂を磨くことを最重要視しています。

魂に磨きをかけていれば、将来何が起こっても恐れることがなくなるからです。時には敢えて困難に立ち向かい、自分自身の魂を磨いていってください。

1.魂を磨くために、敢えて困難に立ち向かう

私が宝石のセールスマンをやっていた時は、自分のテリトリーは福井、和歌山、鶴岡、岐阜というように大体決まっていました。テリトリーを回っているうちに、段々営業力が増し、重要なお客様が協力者となり、どんどんお客様が増えていくことになりました。

そのテリトリーに行けば、あっという間に一千万円くらいは売れるようになりました。お客様のところに行ったら、すぐに友達に電話をして私を紹介してくれました。

そして、ミニ展示会のようなものがあちらこちらでできるようになりました。そうこうしているうちに、私は今やっている営業の仕方に疑問を持ち始めました。

なぜならば、ただ売るだけならこのテリトリーをどんどん広めて、お客様にお客様を紹介してもらい次々と売っていけばいいのですが、私は営業を始めた時から、単に売上を上げてお金を稼ぐということ以外に、営業を通じて自分自身を向上させる、人間的に進歩させる、魂を磨くということに大いなる関心を持っていたからです。自分を強くするということです。

スポーツで言うならば、弱い相手とばかりやっていたら、自信はつくかもしれませんが、本当の力はつかない可能性があります。自分よりも強い相手と闘うことによって、自分の力がついてきます。

営業で言うなら、強い相手、難しい相手というのは、まだ私のことを全然知らない人を相手にすることです。

ポイント 全然知らないお客様を相手にするのが、一番力がつく

佐藤康行「究極の営業プログラム」より

のっけから驚きました。

究極の営業プログラムでは、営業テクニックを磨くことよりも、営業を通じて人間性を磨くこと、さらには、魂を磨くことを最重要視しています。

なんて書いてあるではありませんか。全然気がつかなかった…。

魂を磨くことを最重要視…。

究極の営業プログラムは営業テクニックやスキルを上げるためだけのものではない、っていうことは言われていることですし僕もそうだなと思うところでありますが、ここにちゃんと書いてあったんですね。。

凄いなと思ったことは、佐藤先生が営業の世界に身を投じた時の目的をちゃんと初志貫徹しているところ。レストランの開業資金を貯めることと、経営者としての人間力を高めること。この2つをちゃんとブレずにやりつづけていたことに凄いなと思いました。

・・・・・

今朝、おおおっと思うことがありました。

こーちゃんのペンケースをゆーちゃんが取ろうとした時のことです。いつものよくある光景です。

いつもならペンケースを持っていこうとするゆーちゃんの手からこーちゃんがペンケースを取り戻そうとして、2人でペンケースを引っ張り合う。ペンケースに限らずノートでも鉛筆でもおもちゃでも何でもそうなってしまいます。

一度ゆーちゃんの手からペンケースを取り戻したこーちゃんが2人を眺めてる僕の顔を見て、目が合いました。そして

「はいどーぞ」

こーちゃんがペンケースをゆーちゃんに渡しました。

別に叱るつもりもなくただただ2人がどんなやり取りをするのか観察してただけでしたが、こーちゃんは(叱られる)と反応したんでしょうか?

いつもこうなると叱られてるのかな…

僕はゆーちゃんがペンケースをもらったゆーちゃんがそのままどこかへ行ってしまうと思ったのですが、違いました。

ペコリとお礼をして、

「はい」

こーちゃんにペンケースを渡したんです。

こーちゃんも僕と同じようにペンケースを持ったゆーちゃんがまさかペンケースを返してくれるとは思わなかったようで、目が点になってました。

「あ、ありがと。ゆーちゃん、はいどーぞ」

もらったペンケースをまたゆーちゃんに渡します。

ゆーちゃんはまた

ペコリ。

「はい!」

「ありがと。ゆーちゃん、はいどーぞ」

ペコリ。

「はい!」

2人とも笑顔で“どーぞどーぞ”のやりとりを続けます。最初は2人ともムスッと怒り気味だった顔が笑顔です。

「わはは(笑)。ゆーちゃん、ありがと。はいどーぞ」

ペコリ。

「はい!(^^)」

「ねーねー、パパ見て~。ゆーちゃんがぼくに何回やっても返してくれる~」

「ほんとだね~。すごいね~!おもしろい発見だね!

『これぼくの!』って奪うと『これゆーちゃんの!』って奪い合いになるけど、『どーぞ』ってやると『どーぞ』ってなって譲り合いになるんだね~」

「うーん!」

ゆーちゃんは1歳なので教えたわけでもないし、頭で理解してやっているわけではありません。もともとそういうふうにプログラムされてる、もともと持っている。

ヒトがもともと持ってる。

ちょっと違うかもしれませんが、

奪い合えば足らぬ

分け合えば余る

相田みつをの詞を思い出しました。

子どもたちを観察してると勉強になりますね~(^^)