分かってあげる、認めてあげるプレゼント

おはようございます。シラです。今日も真我の追求と仕事の実践に焦点を合わせて毎日を過ごすためにブログを書きます。お読みくださりありがとうございます。

Q.中々お客様が私の思いをわかってくれないんですが、そういう場合はどうしたら良いのでしょうか?

→A.「どうやったら良いでしょうか?」というテクニックよりも、「必ず私はこの人に個の思いを伝えるんだ!」という気持ち一つだけでいいんです。

それをテクニックで「こうやって、ああやって…」とやっても、その通りにはいかないです。状況はいつも違うわけだから。ただ正しく伝えるためには、これが大事だと思ったら、極端な話「100回言ったって何回言ったってよい」と、そういう気持ちで言えばいいんですよ。

事実を相手に捉えてもらうだけだから。これが一千万円のダイヤモンドなのに、相手がイミテーションだと思っていたとしたら、一千万円のダイヤモンドだと知らせるために、鑑定書をつけたり、専門家を連れてきたり、いろんなものを見させたりして、とにかくあらゆる方法で相手に分かってもらうようにするということです。

ポイント 「わかってもらおう」とする前に、相手のことを「わかってあげよう」と務めることが先

「わかってもらおう」と言っても、向こうだってわかってくれてないと思っている可能性があるんだから。

だから、「わかってもらおう」なんて思う前に、自分が分かってあげようという気持ちを持つことです。「わかってもらおう」という気持ちがそのままストレートに出ると、エゴに繋がってしまう可能性があるわけです。

だから、それよりも、相手の考えをわかってあげようというのを先にしてあげた方がいいです。

なるべく自分の考えをわかってもらおうとする前に、相手は何を求めているのかということをわかってあげることを大前提としてやったらいいです。何を求めているのかをわかってあげることを中心とすることです。その方が絶対間違いないです。その延長線上は、どっちがエゴでどっちが愛かというと、わかってもらおうとする方がエゴに繋がっていきます。相手をわかろうとする気持ちは愛に繋がっていきます。これは商売でも同じです。

お客様は何を求めているのか、どういうことを言わんとしているのか、それを聞きながらそこに自分の商品をはめ込んでいくのが良いのであって、「この商品がいいんだ!」とか、「わかってもらおう!」とやっていたら、それでは何年経っても伝わらないと思います。

聞くことと受け入れるのとは別なんです。聞くことは、どんな変なことでも聞けるわけ。「ああ、そう…。そういう考えしていたんだ」って聞けるでしょ。

でも、それを自分で受け入れるのとは違うわけです。「私の考えをわかってもらおう、わかってもらおう!」といくと、そんな分かってくれる人はいないと思った方がいいです。

ましてや、自分自身がレベルアップすればするほど、わかってくれる人は少なくなると思ったらいいです。お釈迦さん、キリストの気持ちが誰が分かるか?でしょ。レベルアップすればするほど、わかってくれる人は少なくなってくるんです。

だから、いいんです。相手のことをわかってあげる方に方向チェンジすればいいんだから。そうしたら、孤独にならない、寂しくならないです。

自分をわかってもらうと思えば思うほど、孤独になっていきます。

佐藤康行「究極の営業プログラム」より

「佐藤先生のわかって欲しい、認めてほしい、ってあるのだろうか?」

「佐藤先生は、自分のわかって欲しい、認めてほしい、はない!100%分かってあげよう、認めてあげよう、だ!!」

「すごい、くれくれが全くなく、あげるあげる、だ」

以前にふと思ったことです。レベルアップすればするほど、わかってくれる人は少なくなってきますもんね。でもそれでいいんですね。分かって欲しい、認めてほしい、という人に対して分かってあげよう、認めてあげよう、とすれば一つになり寂しくないということですね。

ここに出てくるお釈迦さんやキリストが、もしも自分のことをもっと分かってほしい、もっと認めて欲しい、って思っていたとしたら…。

そう考えるとなんだか笑っちゃいました(笑)

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昨日は会社の全体会議がありました。そこで創業者である社長と後継者である息子とが共同代表になる発表と挨拶がありました。世代交代へ向けて一歩を踏み出した瞬間です。

息子である専務が挨拶をしている姿を見守る社長と、社長と一緒に創業した番頭の女性常務。失礼かもしれませんが、卒園式や入学式で成長したわが子を見ている父親、母親の眼差しのようでした。

会議後、常務に

「ひとつ、肩の荷がおりましたね。そして、いよいよですね」

と声をかけると、いろんな思いがこみ上げてきたのか涙を浮かべながら世代交代の社長との散々話し合ってきたこと、なかなか社長が決断できずに悩んだこと、創業時の苦労から今に至るまでの思い出…僕に怒涛のように喋り出しました。

「ああ、そんな苦労があったんですね」

「社長や常務がそんな苦労を乗り越えてきたからこそ、今こうして僕らは仕事ができるんですね」

など、言葉と心と真我のオウム返しをしてさしあげながら。

1か月ほど前に、ふっと社長がこういうことを望んでるのではないか、と気づくことがあり「社長が〇〇を導入を決断したおかげで、仕事の効率がこんなふうに上がりましたよ」とショートメールを送ったことがありました。

実はそのとき社長がとても落ち込んでいて、そのメールが届いて読んで元気が出たということを常務から聞きました。

自分のところの会社の社長をショートメール一つで元気にできる一社員(笑)

社長や常務の“分かって欲しい”をわかってあげるプレゼントができました(^-^)