おはようございます。シラです。
今日も真我を開いて毎日を過ごすためにブログを書きます。
お読みいただきありがとうございます。
息子こーちゃんのことを書きます。
アニメ「テニスの王子様」に触発されて数年前にはじめたテニスを辞めることにしました。
下手くそなので年下の子達と同じクラスなんだけど、「ずっとやってるのに下手くそ」とか「あいつがいると勝てない」とかテニスのことだけじゃなく「なんて言ってるのか言葉がわからない」と一人の女の子を除いてみんなに言われ続けてきて、「テニスは好きなんだけどもういやだ」と。
保育園や小学校ではこーちゃんはこういう子という認識が周りにあり、そんなことはないけれどテニスではそうではなかった。社会に出たら理不尽に感じることや心ない言動を受けることは人よりもあるかもしれないだろうから、その練習、とも捉えられなくはなく、少し様子を見ていましたがこの週末に退会届を出しました。
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「どうしてオレはこんなふうに生まれたの?」
最近妻にそうやってよく聞くらしい。
学年が上がるにつれて友達との差を感じることが増えてきてるんだろうと思います。
息子の将来のことを考える機会がだんだんと増えてきました。本人は3歳の頃からブレずに「お寿司屋さんになりたい」と思い続けていますが、お寿司を食べることが好きなんであって料理をすることや美味しいものを作って食べてもらって喜んでもらいたいということと少しずれています。まだしょうがないと思うのですが(笑)
彼なりに以前に比べ上達していますが、生まれつきの障害で手先指先を動かすことが一般的なこと比べるとかなり難しいので、繊細な感覚が求められる寿司職人はなかなか大変だと思います。
先日、妻と息子の将来の話をしてる中で
「前にアッコさんに言われた『お坊さん』、あれ私まじめにいいかもしれないと思ってて」
と言い出しました。1歳の頃からずっと仲良しのお母さんに「こーちゃんは人の痛みとかがみんなよりも分かるから、そういう意味で『お坊さん』とかいいんじゃない?人に癒しを与えるとか生きる道を説法する、みたいな」と飲み会の時言われたことが残っていました。
この子の才能はなんだろう?
このこの強みはなんだろう?
生まれて数ヶ月、障害がわかった頃からずっと探し続けてています。
今思うのは、間違いなく障害は彼の強みだといういうこと。
他の子では経験しない、味わうことのないことをたくさん経験し味わっています。
ただ、この強みをどうしたら人の役に立ち、社会の役に立ち、喜ばれるのだろう。
ゲスな言い方かもしれませんが、どうしたらこの強みをお金に変えれるのだろう(注:お金=感謝の対価)。
それを考えて行った時に妻は「お坊さんも悪くない」と思ったみたいです。
「お坊さん」というか「カウンセラー」という仕事はどうだろうか?と考えていると。
妻に一つ提案してみました。
「真我開発講座とかカウンセラリングの勉強会とか佐藤先生のやっているものに、俺と一緒にこーちゃんも連れて行ってみたらどうだろう?」
「そうだね、それもいいかもしれないね」
意外な返事でした。一緒に浜松講演会に一緒に行き、「私は違和感しかないし受け入れれないけれど、あなたはいいと思うことに否定はしない」と言っている妻ですが
「私は行かないけどね。あなたがそうやって思うんならこーちゃんは行ってみるのもいいかもしれないね」
と言いました。
なにか点と点が線でつながったような気がしました。
「佐藤先生はさ、結局のところね、『あなたはあなたが思ってるよりもっともっと素晴らしい』ってことをずっと言ってるんだよ。俺たちが気付いてないけど、もしかしたらこーちゃんはテニスのことだけじゃなくてもっと傷ついてるかもしれない。カウンセリングや心のことを学ぶってのもあるかもしれないけれど、こーちゃんが素晴らしいんだって事をこーちゃん自身が気づいたら、これからどうだろうね?」
そんな話をしました。
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「どうしてオレはこんなふうに生まれたの?」
この答えを見つけてこーちゃんが幸せな人生、最高の人生を歩んでいってくれたらそんな嬉しいことはありません。
コメント
シラさん
心がジーンときました!
この前「子供が両親に気づかせる為に様々な事をみせてくれている」と
私も鬱だった娘が沢山のことを気づかせくれた。と思いました。
素晴らしいブログありがとうございました