小さなきっかけからバタバタ展開する

こんにちは。シラです。
今日も真我を開いて毎日を過ごすためにブログを書きます。
ずっと書けていなかったので、、
今日は真我を開いて毎日を過ごすためにブログを書きます。ですね、、
お読みくださりありがとうございます。


ここ最近のことを書き残しておきます。


きっかけは朝のホームカリキュラム、テーマは『内観光受』でした。


2月3月と真我開発講座3時間集中コースを集中的に受講して、父、母で掘っていたのですが、自分でも忘れていた父、母との出来事や思い出、してくれたことが芋づる式のように出てきて、そのこととセットになっていた当時の自分の感情が変わっていってる感じがしていました。


そんな最中の時に朝のホームカリキュラムの『内観光受』に参加して、皆さんの気付き感想の発表を聞いていたら


そういえば最近また実家に行ったり電話したりしてないな…


と、思いが出てきて


カリキュラムが終わったら電話してみよ


と思いました。
そして行動につなげようと思ってそのことを発表して言葉化しました。


カリキュラムが終わって


「あ、お母さん?久しぶり。別に何か用事があるわけじゃないけど元気にしてるかなと思って電話してみた」


最初は、「元気だよ、そっちは変わりない?」などと他愛もない話をしてたのですが
「ちょっとバタバタしててね…」
「どうしたの??」


近況を教えてもらいました。


がんで闘病している弟(僕からするとおじさん)がもうできる治療がないってなってね、でこの前退院したんだけど、自宅療養したいって言うから姉さんと部屋片付けたりヘルパーさんとか訪問看護とかいろいろ手続きしたりとバタバタしてるんだと。


そうなんだ。。


一回おじさんに会いに行ってもいい?


小さい頃はよく遊んでもらったり、お年玉もらったり、結婚式も出てもらったりしたけど、ずっと会っていませんでした。去年おばあちゃんが亡くなった時に「実はおじさん、今がんで闘病してるの」と教えてもらいました。


末期がんがキレイに消えたI田さんの話を何度か学長がされるようになったときにおじさんのことを思い浮かべました。友の会の後にM君と話してておじさんに学長の本を渡すことくらいならできるかな、と思いながらそのままになっていました。


お母さんからお父さんに電話が変わり、「ちょうどいいタイミングで電話してきたな。ちょっと相談があるんだけど…」


おじさんがもう車に乗れないから処分したい、ローンが残っている、保険をどうしたら一番いいかという内容でした。


わかった。任してくれる?と引き受けました。


ちょうど明日の午後なら行けそうだから車のことも含めて一度おじさんに会ってくるわ。


じゃあお母さんたちもあんたに合わせて行くようにするわ。ちょうどお彼岸も近いからお墓掃除をして待ってるね。


・・・・・・


その後お昼に学長ライブがあり参加をしました。
そこで『満月の法則』の本が文庫化されて今日発売とのお知らせがありました。


なんてすごいタイミング!本をゲットしておじさんに渡そう。


近所の本屋さんに行きましたが、田舎なもんで発売日当日にはありませんでした。
翌日、お昼のアポイント先への道中とそこからおじさんの家へ向かう途中に本屋さんに寄り道しながら本を探しましたが、田舎なもんで発売日翌日にもありませんでした。


残念。


まずはおじさんに会ってどんな様子かを知ろう。今日はタイミングではないかも。と自分に言い聞かせながらおじさんの家へ向かいました。


おじさんの家=おばあちゃんの家=母の実家は山奥にあり、おじさんのこと、亡くなったおばあちゃんのこと、子供の頃のお父さんお母さんとのことを思い出しながら2時間ほど車を走らせました。
途中道の駅でトイレ休憩をして、時間も時間だったのでお昼ご飯にかけそばを食べました。


時々お墓参りには来てたけれど、おばあちゃんの家に来るのは何十年ぶりか。
子どもの時は大きなお屋敷だと思っていたけれどそこまで大きくありませんでした。僕が小さかっただけでした。


玄関を開け久しぶりに家に入るとお父さんお母さんがいて部屋の奥で介護ベットで横になっているおじさんがいました。


「悪かったなぁ。よく来てくれたなぁ。ありがとよ」


と言ってくれました。


「僕の方こそずっとご無沙汰しててごめんなさい」


「久しぶりだなぁ。前はおばあさんにも会ってくれてありがとな。おばあさんボケちゃってわからんかったかもしれんけど、昔っからずーっとお前のこと話してばかりだったからきっと喜んだわ」


「聞いとるかもしれんけど、わしもこんななっちゃって。死んだ後に迷惑かけんようにと思っとるだが車のことが苦になって苦になって…」


知人の車屋さん、ディーラー、会社の団体保険で自動車保険をやっていたのでおじさんの勤務先と電話をかけて現状を確認したり状況を把握して必要なことを教えてもらい、いろいろと片付けて今後の段取りを組みました。


おじさんは一番苦になっていた車のことが片付くことがわかりすごく喜んでくれました。


終活、生前整理のようなこういう手伝いってこんなに喜ばれるんだと思いました。前に司法書士の同級生が「シラちゃん絶対向いてると思うから行政書士とか資格取って相続の仕事やりなよ。やり方教えてあげるから」と言われたことを思い出しました。


おじさん、奥の部屋行ってもいい?せっかくだからお参りしてきたいんだ。


おじいちゃんは学校の先生をやりながら神社の神主をしてて、母の実家は神道で仏壇ではなく大きな神棚があります。


おお、全然いいぞ。まだおばあさんも骨のままだ。おばあさんもお前が来てくれたって喜ぶわ。


35年前に亡くなったおじいちゃん、20年前に亡くなったおじさん、会ったことないひいおじいちゃんひいおばあちゃんの遺影の顔を久しぶりに見ました。おばあちゃんの遺影はまだありませんでした。
懐かしい…。おじさん、おじいちゃんにそっくりだ。


部屋にはおじさんのであろう本がたくさん積まれてました。
おじさん、本好きなら学長の本も読んでくれるかなと思いました。



せっかくだからと思い家の外へ出て周辺をぐるっとしました。



鯉がいて冬になると凍って、氷の下にいる鯉を不思議に思った池はなくなってました。
井戸もあったと思ったけど見当たりませんでした。
裏は大きな山だと思っていたのが、木々がきれいに切られてて、山ではなく坂でした。
あんなところにもお墓がいくつもあったの?知らなかった。
木で隠れてて気づかなかったところにお墓がありました。見るとお母さんの旧姓、この家の名字のお墓がいくつもありました。ご先祖さまのお墓なんだと思いました。
宝物があるんじゃないかと思っていた蔵はまだそのままありました。
すごい高さの石垣だと思っていたところはそんなに高くありませんでした。


小さかった頃ここでたくさん遊んで、みんなに可愛がってもらった楽しかった記憶がブワーッと蘇りました。
「おばあちゃんの家に行く」というのは小さかった時の僕にとってとても楽しみなイベントだった。


あんまり遅くなるといけないからそろそろ行こうかとなりました。


せっかくだからお墓参りもしていくよ。


そうだね。キレイにしておいたから。あんた時間大丈夫ならうちも寄って野菜持っていく?コーヒーでも飲んでちょっと休憩してきなよ。


お墓は山の中腹にあって、スーツで来ちゃってしまった…と思ったけどせっかくだからスーツ姿で山道を登山してお墓まで行き、手を合わせて見守っててくれること応援してくれていることに感謝しました。



それからまた1時間ドライブして実家に寄りました。


今日はありがとね。悪いけど車と保険のこと頼むね。あんたがやってくれて助かるわ。お母さんたちじゃどうしていいかわかんないからもっと時間かかったと思うから。


今日はおじさん調子良さそうだったね。お母さんの話だともっと悪いかと思ってた。


おじさんあんたが来てくれて嬉しかったんだよ。3日前に行った時はもっと具合悪そうで全然喋らなかったし。
おばあちゃんの時もそうだったよね??
そういえばおじいちゃんの時もじゃない?最後お見舞い行って「明日から冬休みだよ」ってあんたが言ったら嬉しそうに「それじゃあまた来てな」ってその夜おじいちゃん急変して逝っちゃったよね。
みんな調子や機嫌悪い時なんてあんた覚えてないでしょ?
みんなにあんたは愛されてるんだよ、きっと。


そう言われて、「そうだね」と答えました。


そういえば、家の裏にお墓があったけど前からあったの?知らなかった。


もうあの家は本当に古い家だからね。お母さんも知らないずーっと前の人のお墓だよ。江戸時代とかの。
今日お母さんたちがキレイにしてきた方のお墓が新しい人たちのお墓だよ。新しいって言ってもおじいちゃんで明治生まれだから明治より前だよね、きっと。


僕、久しぶりにおばあちゃんちに入った。懐かしかった。
あそこの部屋で泊まる時寝たよね。あそこに飾ってあった額、変わってなかった。あそこに飾ってあった天狗のお面が怖くて…あっちの部屋は…あそこのところに…
懐かしい昔話がたくさん出てきました。


そろそろ帰らなきゃ、ってことでたくさん野菜を持たせてもらって家へと帰りました。


・・・・・・


ホームカリキュラムでみんなの気づき感想を聞いて「実家に電話しよ」って思ったところから、バタバタバタッと話が転がりました。何十年ぶりの懐かしい記憶やみんなに愛されてたこと、自分も知らないご先祖さまがたくさんいて実際にお墓を見て、命がつながれてきて今の自分があることを体感したこと、大きいと思っていたいろいろが自分が小さかったからそう見えてたこと自分が変わると世界が変わること、などなどたくさんのことを肌で感じました。


またおじさんや気持ちでは頼ってばかりの親に頼られて応えることができて、少しだけ肩を並べれたかなって思いました。


ずっと会ってなくてもこうした時にまた関係が復活する家族とか親戚っていうつながりがすごいなとも思いました。


今はおじさんは自分の身辺のことで頭がいっぱいだったので、今回満月の法則を渡せなかったのはそういうタイミングだったのかもしれない。次はゆっくり話しながら会えるといいな。