おはようございます。シラです。
今日も真我の実践に焦点を合わせて毎日を過ごすためにブログを書きます。
お読みいただきありがとうございます。
毎朝のルーティーンの1つ、内観光受の前に、最近真我開発講座を受講した時のファイルを読み返します。
自分ではこれがいい感じに思うのですが、次の機会にいいかどうか聞いてみようと思いました。
先日息子のマラソン大会がありました。
僕の中では息子のイベントの中で1番思い入れのあるのがマラソン大会です。
僕自身が子どもの頃、一番頑張ったのがマラソン大会で、お父さんが毎朝練習で一緒に走ってくれて本番も応援に来てくれていました。
生まれた当時走れないかもしれない歩けないかもしれないと医者から言われていた息子も、小学生に上がり、みんなと一緒にマラソン大会で立派に走る姿に感動し、「がんばれーーー!」と応援する自分と、昔僕が走っていた時に「がんばれーーー!」と応援してくれた父親が同じだと気づき、こんなにもお父さんは僕のことをしてくれていたんだと分かって、泣けて仕方ありませんでした。
1年生の時のマラソン大会
2年生の時のマラソン大会
57位→55位と順位を少しづつだけど上げて、だけど毎年
「つかれた」「くやしい」
と言っていた息子。
今年のマラソン大会の予行練習で、38位とかなり順位が上がりました。本人も嬉しかったようでかなりその気になり燃えていました。
そして2回目の予行練習では31位とまた順位が上がりました!
その話を学校から帰ってきた息子から聞き、妻と二人驚きっぱなしでした。
本番の目標は30位以内!息子はそう宣言して張り切ってました。
いけそうな気がする。。
こうして迎えた本番の日、今までにないくらい期待しながら応援に行きました。
スタートして校庭を走ってるときは後ろから2,3番のところにいました。「オレ、前半は力をおさえて後半にスピードアップする作戦」と息子は言っていたので作戦通りなのかもしれません。
昔は走るだけで精一杯で、転ばないようにとか心配だったのに、作戦とか立てれるようになっちゃったのね、と息子の成長を感じました。
「こーちゃん、がんばってーーー!」
目の前を通り過ぎる時に声をかけて、校門を出て行く息子を見送り田んぼ道をぐるっと回って戻ってくる反対の校門へと移動しました。毎年応援する場所です。何番くらいで戻ってくるんだろう、、
転ばないかな、、ほんとに息子はそんなには速くなったのか??
いろんな思いで待ちました。
3年生ともなると野球やソフトボール、サッカーなどのチームに入って鍛えられている子もたくさんいて、早い子たちはほんとうに速い。先頭集団が校庭に戻ってきて、つぎつぎとゴールしていく中、なかなか息子の姿が見えません。転んじゃったかもしれない、、。
数えてないのでわからないけれど、もう結構な人数ゴールしています。数分遅れでスタートした女子の先頭も戻ってきました。
まだかな、、
大丈夫かな、、
いた!
「こーちゃーん、あと少しだよ!がんばれーーー!!」
妻と二人大声で応援しました。
チラッと息子と目が合い、最後の力を振り絞って息子がスピードアップするのがわかりました。
がんばれ、がんばれ。
息子の姿を見送って、僕らもゴールへと向かいました。
やっぱり練習と本番でみんなやる気がちがうのかね?
何番だったかな…
妻とそんな話をしながらゴールの向こうへ行くと、順位順に子どもたちが並んで座ってました。息子を見つけて声を掛けました。
「こーちゃん、どうだった??」
「48位。つかれた」
「そっか。がんばったね。去年よりまた順位上がったじゃん!」
「30位なれんかった。。。」
悔しい気持ちを隠しきれず、息子は浮かない顔をしながら笑ってました。
息子の友達が何人も、「こーちゃん、練習の時、はやかったんだよ!」「こーちゃん最後までがんばって走ってたよ!」「こーちゃん、すごかったんだよ!」と話しかけてくれました。
みんな、がんばったね!おつかれさん!
と声をかけて仕事へ行きました。
練習通りの力が出せず30位とかこーちゃんのすごいところを見れなくて残念だったけれど、でも去年よりもまた順位を上げた。毎年着実に順位を上げて、がんばったね。と僕自身が僕自身を納得させるように言い聞かせながら電車に乗りました。
夜、帰宅したら妻が教えてくれました。
「こーちゃん、今日まちがえて去年履いていたを小さい靴履いて行っちゃったんだって(>_<) で、足が痛くてたまらんかったって…」
「え??もしかしてそれで…」
「うーん!そうだよ。オレ、足がいたくていたくて速く走れんかった」
「なーんだ、そういうことだったんだ~」
朝、息子が朝起きれなくてご飯食べるのが遅くなり慌てて学校へ出かけていったことを思い出しました。あらら、、、
こーちゃんらしいといえばこーちゃんらしい苦笑
というか、自分に似たんじゃないか、、
そんな残念な理由で息子の雄姿を見ることができなかったけれど、「楽しみは来年だね」ってことで妻と納得しました。
毎年マラソン大会にはドラマがあります。