ビールと栓抜き

おはようございます。シラです。昨日は探し物をしました。探し物をして気づくことがありました。

今日も真我の追求と仕事の実践に焦点を合わせて毎日を過ごすためにブログを書きます。お読みくださりありがとうございます。

44 自分で自分は変えられない

コップに入った水を変化させようとするとき、それと同じ水をいくら混ぜても、コップの中の水は何も変わらない。
しかし、インクを一滴入れると、たちまちコップの中の水は変わってしまう。
自分を変えようとするときも、自分でいくら考えても、自分は変わらないのだ。
なぜならば、いくら考えたとしても、結局は自分の考えに過ぎないからだ。
考えれば考えるほど、自分の考えが強くなるだけなのだ。
しかし、人と出会うことによって、自分の心に化学変化が起きるのだ。
人との出会いによって、初めて発想が変わってくるのだ。
自分を変えようとするときには、どうしても人の協力が必要なのだ。
自分自身では、いくら頑張って考えても、自分の枠から出ることができないのだ。
自分では自分は変えられないことを知ることである。

佐藤康行「図解 神のメッセージ」98頁

最近、佐藤先生のこの「図解 神のメッセージ」シリーズがお気に入りです。

昨日、入っていた仕事のアポが延期になり、妻と息子が毎年9月になると行きたがる中津川へ栗きんとんを食べに行こうかとなりました。が、大事なことを思い出した僕は朝から探し物を始めました。

結果、夕方前には見つかったのですが、見つからない間ずっと妄想が膨らみました。

ここにあると思ったのにない…

ここにもない…

探し物をしながら不要なものがたくさん出てきました。溜まってる溜まってる…。それらを片づけながら探し続けました。

ここか?

ない…

ここには?

ない…

お昼過ぎ、それは思いもよらないところに紛れ込んでいて、見つけることができました。

こんなところにあったか…

良かった…

探し物が見つかった瞬間、それまで膨らんでいた妄想がパーッと消えました。

ああ、これがかの有名な「ビールと栓抜き」か

探し物が見つかった時には、妄想はパッと消えていったのですが、探してる間はどんどんどんどん膨らんでいく。変な汗をかきました。

そんな経験ないでしょうか?

部屋やカバンの中が整理整頓できておらず、探し物が見つからない。整理整頓以上に散らかしていき、掃除する以上に汚していく。だからどんどん散らかり、どんどん汚れてく。

これって日常生活の心の中も同じだなって思ったのです。
毎日を過ごす中で心のごみが出て、定期的に掃除をしないと溜まっていってしまう。それをそのままにしておき、見えないようにフタをしてしまうと腐って悪臭がしてくる、と言われますよね。その通りだと思いました。

心の掃除を定期的にする意味での、プログラムであったり、瞑想であったり、講座の再受講であったり。

部屋も心も掃除、整理整頓が大事だなと思ったわけです。
苦手ですが。

結局、栗きんとんはお預けとなり妻と息子には悪いことをしました。でも妻は怒りもせず、僕が落ち着いて探し物ができるよう子どもたちを連れて出かけていってくれました。

おかげで、落ち着いて探すことができ、ついでに部屋もきれいになり。そんな一日でした。

昨日の探し物は「後でやろう」ということが発端でした。これ、僕の中で小さい頃からパターン化していることです。変えたい。だけど

「自分で自分を変えられない」

人との縁、佐藤先生との縁をもっともっと活かそう、生かそう、そう思った次第です。