おはようございます。シラです。
今日も真我の実践に焦点を合わせて毎日を過ごすためにブログを書きます。
お読みくださりありがとうございます。
「頑張ってね」という言葉が人を追い込んでしまうことがある。
昨日の息子の手術を通して思い出しました。
手術の決定から前日まで息子はさほど手術のことを不安に感じていませんでした。前日にはむしろ手術をしたらプールに入れるようになることへの期待や、妹なしでパパママを独占して遠くへお出かけできることや、何にも邪魔されずゲームをやれることを満喫してました。
手術前日、担当医からの手術の詳しい説明や麻酔医からの麻酔の説明を受け少し怖くなったようです。まあ当然のことだと思います。
手術室へ向かう時、空元気というかわざとおどけてる感じの息子でした。
無事に手術が終わり麻酔から覚めて病室へ戻ってきて、看護師さんに「どう?どこか痛いところとか気持ち悪いとかある?」と聞かれたときに息子は看護師さんに背を向け下唇を噛んで我慢をしてました。
「こーちゃん、我慢しないで正直に言っていいよ」
そう声を掛けたらボロボロ泣き出しました。
これ(幹部にあてたガーゼ)ヤダ!
これも(点滴)ヤダ!イタイ!
喉が苦しい!!
痛くないって言ってたのに痛いじゃんか!
こんなの聞いてない!!
これ(ガーゼ)外して!
もうヤダ!帰る!
二度とこんな病院来たくない!
暴れて、ボロボロ泣きながらどんどんゴミが出てきました。
看護師さんがいちいち息子の言葉に反応をしてたので、ちょっとやめてもらって、「うん、うん」「そっか」「そっか」って話を聴いてゴミを全部吐き出させました。
学校の先生や児童クラブの先生たちや友達たち、じいちゃんばあちゃん、入院して手術するまでいろんな医師や入れ替わり担当になる看護師みんなに「手術がんばってね」って言われた言葉に、ずっと頑張ってたんだなって感じました。
こんなに泣いて暴れるのは珍しい。
実際に麻酔が切れて痛かったりもしたんだろうけれど、きっとずっと頑張ってきたんだと直感しました。
「我慢しなくていいから、こーちゃんの思ってること全部パパに教えて」
そう言ったら
「こんな病院、ぶっ壊してやる!!」
って叫んで、大泣きして落ち着きました。
頃合いを見計らって看護師さんにバトンタッチして、術後のやることをやってもらいました。
そして「パパ、実は仕事できるようにiPad持ってきたんだけど、YouTubeでクレヨンしんちゃん観よっか」って提案したらYESを引き出せたのでiPadでクレヨンしんちゃん観ました。
「少し寝てもいいよ。起きたら飲み物飲んでもいいよってきっとなるから」
「うん、寝る」
寝て起きたらすっかり機嫌がよくなりました。
「こーちゃん、病院ぶっ壊すって言ってたけどパパ手伝おうか?」
「あははは、もういい(笑)」
任務完了。
「頑張ってね」という言葉で「頑張らなきゃ」と思う気持ちと、不安や恐れが心の中で綱引きをしちゃってたんだね。