息子に越される日

おはようございます。シラです。朝、内観光受、美点発見と神から見たシラをやってからのスタート2日目です。

今日も真我の追求と仕事の実践に焦点を合わせて毎日を過ごすためにブログを書きます。お読みくださりありがとうございます。

魂の継承

500年前のあなたの先祖のもので、今現在残っているものはあるだろうか。
商売を営んでいたとしても、その商品や店が、現在残っていることはないであろう。商品や物は、移り変わる時代に伴って、その形はどんどん変わっていく。
物より長く続くものとして、理念や考え方や方針といったものがあるであろうが、これもやはり、長い時の変遷のうちには、役に立たなくなり変わっていくものである。
今現在、残っているのはただひとつ、それはあなた自身である。
あなたはまぎれもなく、なん百年も何千年もかけてつながれてきた命、宇宙の叡智、魂を継承しているのである。モノも考え方も、この魂という船に乗っている。魂という船の上に乗っているモノに焦点を当てても、船が転覆してしまえば、すべては放り出されてしまう。しかし、船である魂という土台さえしっかりしていれば、物や考え方はいったんなくなったとしても、また生み出せるのである。
あなたが承継しているものは、物でも考え方でもなく、命のつながり、魂なのである。

佐藤康行「図解 神のメッセージ3」52頁

今朝、神から見た自分をやっていてこの命のつながりのことが出てきました。
また、佐藤先生がよく言われている、休むことない心臓は誰が動かしているのか?食べたものを必要なものは消化吸収して不要になったものは一回も間違えることなく前と後ろに分けて排泄しているのは誰がやっているのか?傷口がかさぶたになって治るのは誰がやっているのか?ああ、自分じゃない。僕は生きているんじゃなくて生かされているんだ、ということが深まりました。

2日目にしてこれはすごいかも、と思った次第です。

昨日は半日、息子の病院に付き添いました。今までになく混んでいて3時間半待ちました。

待っている間、息子はDS,僕は「飛神」の続きを読みました。たくさん時間があり、おかげさまでもう少しで読み終えるところまでいきました。

クライマックスにさしかかるあたりでしょうか、神奈川県のR.Kさんという方の体験談、R.Kさんは「過去は自由に変えられる」でも登場した方ですが、その体験談を読んでいて不覚にもごった返しの病院の待合室で泣いてしまいました。

そこからの本の内容が、今の僕にぴったりでぴったりで。書き写すノートを持ってきてなかったので、もう一度精読しようと思いました。ああ、僕は今この本を読むタイミングで、ちょうどこの本に出会って、ノートを持ち合わせてなかったのも、きっともう一度読むことも僕に必要なことなんだろうなあ。

予想以上に病院に時間がかかってしまい、息子は疲れたのに今から家に帰って宿題と明日の学校の準備をやれない、と言ってました。病院を出発する前に車の外で仕事の電話をしていたら、何と息子は。。。

クルマのシートを机にして漢字ノートをやってました。ああ、時間を大切にすること、「やれなかった」じゃなくて「やらなかった」になってないかということ、それを息子は僕に見せてくれました。

帰りに息子のリクエストで回転寿司にいって二人で夕ご飯を食べました。もともと寿司屋になりたいくらい寿司が好きな息子ですが、昨日はたくさん食べました。え?こーちゃんそんなに食べれるの?というくらい食べました。

「パパはマグロとえびにしようかな」

「あ、オレも食べたいから2つたのもう」

「次は鉄火巻たべようかな」

「あ、オレも鉄火巻好きだった」

僕が見ていないあいだにも自分で食べたいものをタッチパネルで注文してました。

「こーちゃん、数えてみよう。1,2,3…。もう10皿も食べてるよ!」

「じゃあ、最後にデザート食べよ。どれがいいかな…。」

って枝豆注文してる…。

枝豆はデザートかっ!

結局、僕は8皿、こーちゃん11皿。

積み上げた皿を比べて僕より高く積みあがったのを見て、息子はとても嬉しそうでした。

大きくなったね…。

食べ盛りになってきたんだね…。

これからもっと食べるのかな…。

まだまだ小さいと思っていた息子ですが、ついに越されることが出てきました。
そんな息子の成長を発見したときでした。

何かの本で読んだか誰かに聞いたか忘れましたが、「越されて嬉しいのは子どもだけ」という言葉を思い出しました(この言葉にはエゴもだいぶあるとは思いますが 笑)。

始めて息子に越された日。

嬉しかったです。

いつの日か僕をもっともっと大きく超えていって欲しいです。

子どもの幸せと成長、親としてこんなうれしいことはないですよね。

そして僕もお父さん、お母さんにそう思ってもらっていた。いや今も思ってくれている。
お父さん、お母さんも、おじいちゃんおばあちゃんにそう思われてる。
そしてそのまた上も。
ずーっと、ずーっと。
脈々とそれが続いているんだろうなあ。
きっと草葉のかげからたくさんのご先祖様たちが見守って、応援してくているんでしょうね。

そして、

回転寿司で良かった…(笑)