美点発見が売れるんじゃないかと思った話

おはようございます。シラです。寝起き一番に瞑想と内観光受をやりました。今日も真我の追求と仕事の実践に焦点を合わせて毎日を過ごすためにブログを書きます。お読みくださりありがとうございます。

Q.「売上を2割、3割上げるより、2倍、3倍の方が簡単」とおっしゃる意味がもう少し分かりません。

→A.2割、3割売り上げを上げようとすると、だいたいが頑張りですよ。自分の能力ややり方はそのままで、ただ長時間働くというパターンです。だから、体は疲れるし大変です。

ポイント 売り上げを2倍、3倍にするには、今までの自分のやり方を全部捨てて、全く違う次元から出発しなければならない。しかし、収入が増えればその分人を雇ったりでき逆に楽になる

ところが、「3倍にしましょう」といきなり言ったら、今までの延長線上では達成できないことが分かります。今までの自分を全部捨てて、全く違う次元からやらなければなりません。発送も狙う客層もすべて変えなければなりません。

私の場合、自分を変える時は、洋服から持っている本から全部捨てました。そして、今までとは違うところからスタートしました。スタートラインを変えることなんです。人によって収入も全部違うわけ。収入が増えたら、今度はその収入をもっといろんなものに使えるわけですよ。

もっと速く行く交通手段を使えるとかね、それから、お客様をたまには食事に誘うとか。場合によっては秘書を置くとかね。いろんなものにお金を使えるわけです。そうすると、大変ではなくて、逆に段々楽になる可能性があります。ですから、たくさん売れたら大変だという固定概念を捨てなきゃいけない。たくさん売れても、ちゃんと他の人がやってくれればいい。大企業の社長は、何百億、何千億の売り上げを上げているけど、自分が全部それをやるんじゃなくて、自分は決断だけを行って、後は、社員やスタッフが全部動いてくれているから、売上と大変さとは関係ないですよね。

だから、今までの発想を変えていくことなんです。

佐藤康行「究極の営業プログラム」より

一番ハッとした個所は「自分を変える時は洋服から持っている本から全部捨てました」と、最初に“捨てる”ことからスタートしていることでした。僕はまだまだ過去の延長線上でやっている気がすると昨日書きましたが、“捨てる”ことを最初にしっかりとやっていなかったからなんじゃないかと思いました。

ご承知の通り、“捨て”れば空いたところに入ってくるんですよね。でも、なかなか怖くて“捨て”れない。大事なところだと思いました。

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昨日、とある企業を訪問しました。そこでの面談で僕は“美点発見って売れるんじゃないか”と思った話です。

新卒の採用活動でなかなか思うようにいかない、という課題があり、学生に向けて会社のPRを考えました。考えた(訪問する道中に「素晴らしいですね」「何がですか?」と独り言を 言いながら考えただけですが。。)PRを、ちょっと言葉編を使って付加価値を上げてお伝えしました。

「もし、御社の求める学生さんがエントリーをしてくれる、御社の会社PRがあるとしたらご興味はありますか?」

「伝える表現を変えるだけで、御社の求める学生さんの心に響く会社PRができるとしたらどうでしょうか?」

そんな掴みトークを入れて、

「今日はそれをプレゼントしようと準備をしてきました」

ぜひ教えてくれということで、社長、専務、人事採用担当責任者がノートとペンを持って身を乗り出しました。

移動中に考えて音声認識アプリでiPhoneにメモした美点発見を1つづつ読み上げました。少し工夫をして学生目線で見たときに美点と感じてもらえるように表現を考えてはありますが、どれもその会社の発見した美点です。

全部で13個あったのですが、どれも自分たちが気づいていなかった美点であったり、気づいていたけれど表現の仕方が分からなかった美点だったようで、3人は一生懸命ペンを走らせて僕の話を聞いてました。

話が弾み、先方の今取り組んでいる4つの経営課題のことや将来ビジョンについてベラベラとお話をしてくれました。採用については経営課題の1つだけれど一番手を付けれていなかったこと、今回の美点発見が採用活動だけでなく様々な面で活かせそうなことなどを語ってくれました。

今、人手が足りていなくて雇用をして給与を払う予算で外部へ委託できる仕事は外部へ委託しまう方が良いのではないかと考えている。会社説明会の手伝いや採用活動の助言などをシラさんにお願いすることを考えたいというような話をいただきました。そこまで話が広がるとは思ってもみなかったのでびっくりしましたが、美点発見を極めていくと、その美点発見が商品になるのではないかと思いました。

iPhoneに書き出した僕のメモ書きを欲しい、ぜひ貰えないか、とお願いをされたので快くプレゼントさせていただきました。

美点発見、最近あまり意識をしていなかったけれど、やはり凄いです。僕の中での美点発見のコツは口に出しても、心の中でもどちらでも「素晴らしですね」と先に言葉にすることです。

いくつあるかわからない佐藤先生のメソッド、ワーク。1つでも極めれると、とんでもないところまでになる気がします。