おはようございます。シラです。今日も真我の追求と仕事の実践に焦点を合わせて毎日を過ごすためにブログを書きます。お読みくださりありがとうございます。
ポイント 大多数の人は、否定してしまうと、心が閉じてしまう
そして、尚且つ相手を否定してないから、相手も心が開きっぱなしです。否定してしまうと心が締まってしまう可能性があります。人によっては、はっきりと「それは違うぞ!」と言って、それで分かってくれる人もいますが、そういう人は10パーセントもいないと思った方が良いです。
本当に求めている真剣な人は、それくらいバシッと言ってあげた方が良い人もいるんだけど、そういう人は黙っていても素晴らしくなる人です。大多数の人は、何か否定されたら腹が立ってしまいます。そう思った方がまず間違いないです。
ここから先は感覚の世界なんですけど、相手とだいぶ人間関係ができてきて、「ここまで行っても大丈夫だな」と思ったらズバリと否定してもいいんですよ。「先ほどおっしゃったのは、ちょっと勘違いされていると思いますけど、そういうことじゃなくてこういうことなんです」って言ってもいいんです。
それは、相手と自分との人間的なコミュニケーションというか、人間関係のレベルによって違ってくるということです。そこは非常にデリケートなところです。でも、人間は感情的になると思った方が間違いないです。ですから、相手を否定したら、感情的になるということを前提にした方がいいです。その方が確率から言っても間違いないです。口に出すか出さないかの違いだけです。
長年の間に、顔に出さない習慣がついている人もいるんです。でも心の中では全然違っていたりします。それは今までに口に出して嫌な思いをしたから、出さなくなっているだけなんです。
ですから、基本的には、否定するのはあまり良くないと思っていた方がいいのです。「わかった」という言葉は、まだ「いらなり」と言っているんじゃないから、「ああ、わかってくれてありがとうございました」って感謝するんです。
ポイント もし、断るつもりで「わかった」といったとしても、「わかってたいただいてありがとうございます」と返せば、商品を認めたという方向に向かって行く可能性がある
人が話しているときに使っている言葉というのは、それほど意味があっていっているわけではありませんし、ほとんどの場合は、確信も持っていないのです。
「わかった」と言っても、どういう意味だとか確信があるわけではありません。確かに断りの意味が入っているのかもしれないけど、それに対して、「いやあ、ありがとうございました。わかってもらえて大変嬉しいです。さすが違いますね」って褒めてあげたら、断りのつもりが認めたという方向になっていく可能性があるわけです。それでいいんです。
人間の心というのは一定のところにいなくて、常に変化していますから。ですから、「いらない」と断っても、「いらない」ってずっと思い続けているとは限らないんです。「やっぱり必要かな?」とか、「やっぱりいらない」とか、常に心というのは動いて一定の所にはいないんです。
ですから、「いらない」とか「わかった」という言葉をそのまま真に受ける必要はないんです。「わかった」と言ってくれたら、心から感謝してあげたらいいんです。「ありがとうございました。わかっていただいて本当に嬉しいです。やっぱり今まで会った方とは違いますね」なんて言ってね。
「今日もたくさんの方と会ったけど、やっぱりご主人さんは違いますわ」なんて言ったら、全然違う方向に行っちゃうでしょ、話が。相手も気分良くなるしね。私はそういうふうに良くよくやりました。
佐藤康行「究極の営業プログラム」より
相手の「わかった」という言葉にはいろいろな意味が含まれている、とてもファジーなニュアンスで、もしかしたら相手は断りの意味を込めて「わかった」言っているかもしれない。でも、そのファジーな「わかった」という言葉を受けて、こちらが断りの意味で受け取り返答をすればその断りの方向で話が進んでいくけれど、こちらが断りの意味で受け取らず「わかってくれてありがとうございます」と返せば断りとは真逆に商品を理解したという方向で話が進んでいく、ということですね。
人の心は一定のところになくて変化しているから、相手の心が“いらない”方向に傾いていたとしても「わかってくれてありがとうございます」とこちらが“断り”で受け取らずに返せば、試合は終了せず延長戦に突入し(?)付加価値を乗せ続けることができる、という感じでしょうか。
昨日の「わかってらっしゃると思いますが」、そして今日の「わかってくれてありがとうございます」。
二つとも表面的な言葉だけでなく、その背景的なところも踏まえてマスターしたいです。
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息子はテレビアニメ「テニスの王子様」にハマっています。昨日の朝、家の地下のトランクルームにあるおもちゃのテニスラケットを持ちだして、公園でテニスをやりたいと言っていました。
「こーちゃん、テニスやりたいんだ」
「うん」
「テニスいいね!テニスやろう!」(欲求発見即クロージング 笑)
「うん!やろう!やろう!やったー!!」
息子のスポーツ教室が終わったあとにテニスをやる約束をしました。ちょうどスポーツ教室が終わった頃に公園日和・テニス日和だった天気が一変して嵐のように風が吹き荒れてました。
「こーちゃん、残念だけどこんなに風が強いとテニスはできないね」(スポンジボールのテニスのため)
「えー、ほんもののテニスやるってやくそくしたじゃん(怒)」
一気にご機嫌斜めになってしまいました。テニスを中止しドラッグストアに日用品の買い物に行きました。「買い物行かない!テニスやるっていったのに!クルマで待ってる!」下の娘も寝てしまったこともあり僕は泣きながら怒りまくる息子とクルマで待ってることにしました。怒りが収まらない息子は車のシートを蹴りまくってます。そこに丁度スポーツ教室で使った風船があったので
「そうだ、こーちゃん。パパいいこと考えたんだけど聞きたい?」
「なーに!(怒)」
「テニスはできなかったけれど、この風船を使ってバレーボールをやろう。どう?やる?」
「どこで!風が強くてできないんじゃないの!(怒)」
「クルマの中でやるってのはどう?」
「え?(♪)」
トランクルームに風船が落ちたらパパの得点、フロントガラスに風船が触ったらこーちゃんの得点、というルール。
さっきまでの怒りはどこへやら、ノリノリで風船バレーボールをやりました。怒→楽にスイッチがパチッと切り替わりました(笑)
ゲームやったり掃除をしたりスポーツ教室行ったり買い物したり夜に好きなハンバーグを食べに行ったりといろいろあった1日でしたが、
お風呂に入りながら
「こーちゃん、今日1番楽しかったことや面白かったことってなーに?」
「クルマの中の風船バレー。あれおもしろかったよ。パパがポーンってうったら、寝てるゆーちゃんの頭にポーンってあたったり、こーちゃんがパーンてやったら車の中でパンパン跳ねてヘンなところにいったり・・・」
「パパ、明日はほんもののテニスやろうね。風がふくといけないから、こーちゃん6時におきるからあさからやろう、やくそくだよ」
とっさに思いついたクルマの中の風船バレーでしたが1日で一番楽しかった出来事になったようです。今日は約束通り朝からテニスをやる予定です。が、まだ息子はグーグーに寝ています。
当然ですがまだまだ分別のつく息子ではありません。あれやりたい、これやろうがいっぱいあります。そしてなかなか全部を満たすことはできません(しません)が、息子のやりたい、やろう、をいきなり否定しない。まず受け取る。欲求発見即クロージング。会話で心を動かす。息子を相手に言葉編トレーニングを毎日させてもらっています。
さあ、息子を起こしてテニスをやってこようかな。