こんにちは。シラです。
昨日43歳にして近所の整形外科で「五十肩」と診断されました(>_<)
今日も真我に焦点を合わせて毎日を過ごすためにブログを書きます。
お読みくださりありがとうございます。
一昨日の夜、久しぶりに参加できた西尾友の会から帰宅したら寝ていた妻が起きてきて「ねぇ、ちょっと話したいことがあるんだけど…」とかなりブルーな何とも言えない表情で言い出しました。
過去の記憶・経験から反射的に身構えて(笑)、「え、なんか怒られるようなことやったっけ…」と自分の普段の行いを走馬灯のように振り返ってしまいました。。
着替える間も与えてもらえず、妻はウワァーーっと喋り出しました。
小4の息子が学校でクラスの子2人に悪口を言われていて、ずっとガマンをしているということを、一緒にテレビを観ていた時にひょんなことから話してくれた。どうしたらいいか…。ということが話の要約です。30分以上かけて事の次第を妻は話し続けました。
話を聞いてる途中までは、僕も話に引きづり込まれて落ち込み、悲しい気持ちになってしまいましたが、(はっ!)として心の中で
「キターーー」と呟いてみました。
それから耳に入ってくる妻の話す息子の話がすべて妻の愛の叫びに翻訳できる感じで聞こえてきました。一通り話を聞いて、目の前にある「悪口を言われてることを何とかする」という問題を解決するのではなく、「すべては愛」という答えに意識を向けました。
息子は生まれつきの障害で言葉を話すことが下手くそで上手に発語ができません。ずっとやっていた言語訓練のおかげでだいぶ上達もして、大体は聞き取ることができるくらいにまではなりましたが、まだ初めての人だと何を言ってるのか聞き取るのが難しいといったレベルです。
息子は学校のクラスで授業の終わりの号令をする係をしていて、その号令をやって放課の時に何度もIくんとTくんから「口が悪い」と言われてた。ケンカを売られて息子は怒れて殴ってやりたい気持ちを、3年の時に親友のSくんとケンカしてリコーダーで殴って反撃をしたことをママに「手を出すのは絶対ダメ」と強く叱られたことで、グッと堪えてずっとガマンをしていたらしい。
発語だけでなく、字が下手くそだったり、勉強もなかなか難しかったり、足が遅かったり、運動が下手くそだったり、息子なりに見ればめちゃめちゃ頑張っていてちょっとずつ上達はしているけれど、普通クラスに混じって他の子と比べてしまうと学校で評価される色々な面ではかなり色々な面で劣ってる。
きっとこれからもハンデの面で言われることが出てきたり、ましてや社会に出たらもっとあるかもしれない。
強く生きて欲しい。
息子が息子自身を認めれて、幸せに生きて欲しい。
妻の願いも僕の願いも同じだってところを確認して、今回のことはその初めてのハードルかもしれないねって着地しました。
何が悲しかったかって1歳からずっと一緒でしょっちゅう家族ぐるみで飲み会してたTくんが悪口を言う1人だったことです。息子の1番の理解者でいてくれてた(と思ってる(願ってる?))Tくん。
日曜日もウチに遊びにきて二人でスマブラやってたのに…
たぶん悪口言ってる二人はそんなつもりで言ってるんじゃなくて、からかって言ってるのかな。
妻は人一倍相手や周りに気を使ってしまうタイプなので僕からTくんのママに翌朝電話して相談しました。
Tくんママも、息子がそんなことするなんてとショックを受けてる感じがしましたが、例えからかってでもそんなことは言っちゃいかん、ということでまずはどんな状況なのか夜帰ったら聞いてみることで落ち着きました。
担任の先生にどんな状況か分かれば教えてくださいと妻が連絡帳に書いて息子のランドセルに入れてました。
また、「どんな状況でもママはこーちゃんの味方だよ」ってことを息子にわかって欲しい。そんな妻の欲求を発見したので、また息子の美点発見をしてプレゼントすることも提案して、やってみようとなりました。
・・・・・・
そして夜、Tさんが主催のサンタ営業ココロ編。
1dayのセミナーを3つに分けて平日夜に開催する第2回目。
先週Tさんから電話がかかってきた時に、Tさんが「いや、、、なかなかシンドイよ…」ということから時間合わせてカウンセリングやりますかとなっていて、セミナー1時間前に約束をして行いました。
そのカウンセリングをしてる中で、ふっとアイデアが降ってきました。
そうだ!息子と一緒にIくんとTくんの美点発見をやろう!
以前聞いた話で学校でイジメにあって不登校になってしまった子に佐藤先生がカウンセリンをして美点発見をやってみたらいいよと言われて、帰りの新幹線で自分をイジメる子の美点発見をやって次の日に学校に行ったらそのイジメっ子が自分に優しくしてくれるとてもいい子にガラッと変わってた、という話を思い出したのです。
イジメがなくなることを期待するのもそうだけど、息子と美点発見をして息子の中にある愛が引き出されて嬉しい気持ちでいっぱいになるのっていいなぁと思ったのです。
さっそく手帳に「こーちゃんとIくんTくんの美点発見する」と書きました。
で、その後カウンセリングを終了して、セミナー前に休憩しようと外に出て一服しながらiPhoneを取り出したら、ちょうど妻からLineが入ってました。
今日学校で息子が自分でIくんに「口が悪いってどういうこと?」って聞いたらしい。
そうしたら…
「こーちゃん言葉遣いが悪いよ」ってただただ注意をしてくれてたらしい。
息子の誤解、勘違いだったってことがわかってIくんともTくんとも、もう仲良しになったよって。
担任の先生からも電話があってIくんはどちらかと言うと穏やかな子でトラブルで名前が出てくるような子ではないですよって。
また何かあったら何でも行ってくださいねって。
言葉遣いを注意してくれてたIくんの愛でした。
ただの息子の誤解、勘違いだったってことで一件落着。
Iくん、Tくん、Tくんママ、先生、ごめんなさい<( _ _ )>
ココロ編を終えて妻に詳細を聞き、やれやれで終わらせるんじゃなくて、今回のこの一件で気づいたこと学んだことをおさらいして整理しました。
・強く生きて欲しい
・自分を認めれるように生きていって欲しい
・そのためにはどんなことをしたらいいか、どんなことができるか
・悪口(今回は誤解)を言われて反撃したいと思う強さがある
・殴ってやりたいと思っても手を出さず我慢した息子は素晴らしい
・息子は喋るのが下手と自覚してる
・だから喋らないとかはなく、発言したりみんなと喋ったり号令係を選んだりちゃんとしてるところがすごい
・息子が親に話ができる関係が大切
・他の子の親とコミュニケーションのとれる関係の大切さ
・ゆーちゃんに振り回されて息子になかなか時間をゆっくり割けなかったことの反省
・妻はそんなつもりはないのに息子は自分の言い分をママは聞いてくれないと捉えていたことが発覚、ちゃんと最後まで話を聞こうという反省
・新人でなんだか頼りないと感じてた先生の一生懸命さに感謝
などなどたくさん出てきました。
ただ「ふう今日も一日終わった」と過ぎてしまうより、色んなことを考えさせられて気づかされて、「今回のこと良かったね!これを生かして行こう!」と二人で誓い合ったのでした。
息子の誤解だったってことだけど、前日までは眠れないくらいの悩んみ(注 妻が。妻曰く僕はグーグーに寝てた)がある意味速攻解決!というお話でした。