“世界一”

おはようございます。シラです。昨日は格闘技の世界でチャンピオン、いわゆる世界一という人といろいろとお話をする機会がありました。その話をのちほど。

今日も真我の追求と仕事の実践に焦点を合わせて毎日を過ごすためにブログを書きます。お読みくださりありがとうございます。

3.世界一のセールスマンになった“のろまのベドガー”

私が営業をやっていた時に、最も影響を受けた話がありました。それは、アメリカのフランク・ベドガーと言う保険のセールスマンの話でした。

フランク・ベドガーは草野球の選手でした。しかし、彼はみんなから“のろまのベドガー”と言われ、いつも疎外され、試合に出ることすらできませんでした。彼はとうとうその球団をクビになり、別の球団に入ることになりました。その時、彼は誓いました。

「これから入る球団は、誰も私がのろまのベドガーだということは分からない。よし、今日から“燃えるベドガー”、“火の玉ベドガー”って言われるようにやろう!」彼は、生まれ変わる決意をしたのです。

そのチームに入ってからは、彼は凄まじい勢いで走り、凄まじい勢いで練習をするようになりました。そして、ある炎天下の対抗野球試合で、バントをして凄まじい勢いで一塁に走っていったら、そのあまりの勢いで相手はエラーをし、そして、チームがとうとう彼のエネルギーとパワーで優勝してしまいました。

翌日の新聞には、“火の玉ベドガー”、“燃えるベドガー”と大々的に彼の活躍が報道されました。彼の思った通りになりました。

ところが、その後、彼は足に怪我をしてしまい、野球ができなくなってしまいました。しばらくして彼は仕事も何もできない状態になりブラブラしていました。しかしやがて、「何か仕事でもしなければいけないから、しょうがないから保険の外交員でもやろう」と思い、保険の外交員をやることになりました。ところが、毎日ふらふらしながら営業をやっていたので、ほとんど売れませんでした。

ポイント 営業に必要なのは、小手先のテクニックではなく、情熱・熱意だ

ある時彼は、デール・カーネギーの「話し方教室」に参加しました。そこで彼が3分間スピーチをすると、デール・カーネギーが彼に向かって言いました。「あなた、それで保険の外交員をやっているの売れないでしょう。私がまず見本を見せるから聞いていなさい」そういうと、デール・カーネギーは演壇に立ってすさまじい勢いで話を始めました。

彼はたいへん興奮して話をしました。興奮のあまり、自分の座っていた椅子を投げ飛ばしてしまい、その足がポーンと飛んで言ってしまいました。

フランク・ベドガーは、その晩家に帰ってしばらく考え込んでしまいました。「ああ、また私は“のろまのベドガー”に逆戻りしてしまうところだった。よし。明日からまた“火の玉ベドガー”、“燃えるベドガー”として外交員をやってやろう!」彼は翌朝会社に出勤するなり、すぐにある会社に飛び込んでいき、すさまじい勢いで、“燃えるベドガー”になって営業をしました。あまりの迫力で、ベドガーは知らないうちにテーブルを叩いていました。お客様の前でテーブルをどんと叩いてしまったものだから、「これはお客様も怒るかな?もう無理かな?」と思っていると、はっと気がついたら、お客様は契約書にサインをしていました。

フランク・ベドガーは、あの野球選手の時に犯したミスから立ち上がったように、保険の外交員として“燃えるベドガー”、“火の玉ベドガー”に変わり、世界一の保険の外交員になったのです。

まさに、営業に必要なものは、小手先のテクニックではなく、情熱・熱意なのだということを、彼は身をもって証明したのです。是非、皆さんも、百万ボルトの熱意で営業しましょう。

佐藤康行「究極の営業プログラム」より

狙ったわけでもなんでもなく、今日のリライトが“世界一”の人の話でした。やっぱり営業プログラムのリライトと僕の日々の生活とがなんかリンクしています。

フランク・ベドガーの著書「私はどうして販売外交に成功したか」を僕も持っていて、だいぶ昔に読みました。保険の世界だけでなく多くの方がお勧めの一冊としてあげていますが、10年以上前だと思うのですが、読んだその当時は全然ピンときませんでした。今読んだら少しはピンとくるのでしょうか?近々読んでみたいな。

“世界一”つながりで一つ思い出したことがあります。やっぱり10年以上前にMDRTの大会に参加をした時にやっぱり“世界一”とか“保険の神様と”称されているトニー・ゴードン会いました。

何万人と集まる大会ですが、僕がボーっと歩いていると、向こうから彼がテクテク歩いてきたのです。僕は有名人を見つけた!みたいな感覚でびっくりして、つたない英語で「すみません、もしかしてトニーさんですか?」と尋ねると「そうだよ」というので、一緒に写真を撮って握手をしてもらったことがあります。その時に感じたことは、(なんだ同じ人間なんだ)と呆気にとられた感じでした。ニコニコして気のいいおじさんという感じ。自分と同じ人間なんだ、って思ったらなんだかラクになった覚えがあります。その時の写真をずっと大事にしてたけど、そういえば転職したり引越ししたりでどこかに失くしてしまいました…(>_<)

本題です。昨晩、所属するYEGで格闘技の世界チャンピオンを招いての講演会がありました。残念ながら仕事の都合で急遽講演会は欠席していまったのですが、懇親会には間に合いました。

あまりに疲れてスイッチが切れてオフモードになってしまい、隅っこの席で隣の人と談笑していると、Mくんに「何やってるの!“世界一”の人と話をするチャンスだよ!」と言われ、(ほんとだ!それもそうだ!)と気づきビールとグラスを持って彼の隣の席に座りました。

僕は全く格闘技に興味がなくマイク・タイソンとモハメド・アリくらいしか知らないのでミーハー心はゼロでした。けど一緒に昨年真我開発講座を再受講した時の仲間が彼と知り合い、格闘技の話ではなく心、精神、魂、感謝、運命、必然ということを発信している人だとは知っていました。

正直に格闘家としては全く知らないけど、講演で活躍してることは知ってましたと伝えると、嬉しそうでした。

いろんな話を聞かせてもらい、佐藤先生が言われていることを格闘技、武道の実践で磨き、昇華していることがよく分かりました。彼と話していて、彼は一切の迷いがない。ブレがない。それは自身が自分の役割、使命天命を自覚しそれに突き進んでいるからだと思いました。

「世界一の人ってどんな世界が見えるんですか?」

と尋ねてみました。一般的にみんな1日6時間とか7時間のトレーニングをするそうです。彼もトレーニング自体は6,7時間で同じくらい。だけど「24時間トレーニングだ」という意識だそうです。

「例えば…」

といって目の前のコップを持ち、

「こうやってコップを持つときも、“トレーニングをしてる”と意識をしている。一つ一つの動作がトレーニング。24時間トレーニングをしてるんだという意識です」

と言ってました。これが世界一か!!

世界一発想法?僕は受講したことないので佐藤先生がどんなことを言われてるのか分かりませんが、生の世界一の人に“世界一発想法”の一端を垣間見せてもらいました。

話が盛り上がる中、一つのことが頭に浮かびました。

…。

ボールペン売っちゃおっかな

…(笑)。

僕は本当に疲れ切っていてスイッチが入りきらなかったのと、懇親会という大人数いる場だったので周りに気を使い、それはやめておきました。少人数や1対1だったらやりたかったなあ~。ボールペンにいくらの値段がついたんだろ?

ボールペンのワークをするのはやめましたが、Mくんと2人で佐藤先生のことを紹介しようって企みました。だって彼が話してることは佐藤先生の世界観と通じてるから。

どうせやるなら言葉編だ(笑)

と思い、僕は彼のニーズ・シーズを探り出そうと「ニーズの発見、シーズの発見…」と唱えながら話を聞きました。

彼は格闘技を通じて自分を次元アップ昇華させ、それを多くの人に伝えて、喜び感動を与えたい。

Mくんが会話しながらヒントをくれたので切り込みました。

「〇〇さんはチャンピオンズ オブ チャンピオンになりたい、チャンピオンは何人もいるけれど自分という人間を高めて『彼こそが真のチャンピオンだ』と言われるようになりたいですよね?

〇〇さんならきっとなれます!いや必ずなれます!

もし、真のチャンピオンに到達するスピードがグッと速まるとしたらどうですか?」

「めっちゃ気になります!そうなんですか!」

「そうなんです。しかも本を読んでそうなれるとしたらどうですか?」

「え?何すか?本?」

「もしかしたら知ってるかもしれませんが、佐藤康行先生ってご存知ですか?」

「いや、知らないです。もしかして「量子力学」とかっすか?」

・・・・。

話の途中で懇親会終了が近づき、最後まで到達できなかったので、Facebookで友達になり、また紹介することを約束しました。

もうひとつだけ凄いと思ったことをφ(..)メモメモ

彼はトレーニングや試合を通じて魂が磨かれていったことに気がつき、逆も成り立つんじゃないか?と考えたそうです。

そして瞑想をしたり、つねに感謝をしたりと意識レベルを高めていき魂を磨いていったら、肉体的にもグッと強くなったそうです。やっぱり!って思ったそうです。

心と体、両方から鍛え上げていき磨き上げていきチャンピオンズ オブ チャンピオンを目指してると。

これって、分かんない人には「はあ?」って話かもしれませんけれど、その通りですよね。だから営業プログラムのCD聴いたり真我開発講座を受講したりして、業績が上がるということと同じですよね。

きっと彼はもっともっと強くなる。真のチャンピオンになると思います。

佐藤先生と出会うことで、それがグッと加速する気がしてなりません。

「満月の法則」は勿論だけど、彼は色々分かっているので分かりやすい代表作の「満月の法則」と、彼の琴線に触れるマニアックな佐藤先生の本を紹介したいな、と思い どの本が良いか佐藤康行ライブラリーを自宅に持つMくんに相談中です(笑)

これがいいじゃない?ってありましたらぜひ教えてほしいです(^^)