する人 してもらう人 両方いて成り立つ

おはようございます。シラです。今日も真我の追求と仕事の実践に焦点を合わせて毎日を過ごすためにブログを書きます。お読みくださりありがとうございます。

Q.商品やサービスの質を高め、その価値をお客様に認めてもらうためには、私たちは何をしなければならないのでしょうか?

ポイント お客様が何を求めているかを正確に把握すること。そのために、お客様の声を肌で感じるようにしよう

→A.会社がいくら大きくなっても、いやむしろ大きくなればなるほど、お客様が何を求めているかということを、よりはっきりわかっていなければなりません。

そのためには、皮膚感覚を磨いていくということです。五感と第六感を磨くためには、お客様のところにいかに直接触れていくかということがポイントなんです。伸びている会社は、必ずトップがお客様の声を聞くようにしています。いや、お客様の声を聞くというより、、トップの声が、全部お客様の声そのものになれば最高に良いわけです。

経営者が話していることが、全部お客様の声になれば素晴らしいことになります。ですから、こちらから望んででも、お客様に皮膚感覚で触れていくようにすることです。

そのことによって、どのようなサービスをしていったら良いのか、どういう研究開発をしたら良いのか、どういうような態度、言葉遣いをしたら良いのか、どういう教育をしたら良いのかということが、全部決まってくるわけです。

あくまでもお客様が代価を払ってくれるのですから、代価を払ってくれる人の気持ちが分からなくては、何をやっても空回りになってしまいます。

お客様の気持ちをどこまで理解できるかは、あなたがいかに自分のわがままを全部捨て去って、完全に相手の身になれるかどうかにかかっています。そういう意味で、営業という仕事は、自分自身を成長させることのできる最高の修業の場であるともいえるのです。

教育の担当者も、研究開発の担当者も、本当は社長も全部お客様の声を知らなければいけないのです。それが絶対大事なのです。

ですから、是非、お客様のもとにどんどん行って、お客様の声を肌で感じていかれたらよいと思います。

佐藤康行「究極の営業プログラム」より

お客様の気持ちをどこまで理解できるかは、自分の“我”を捨てて完全に相手の身になれるかどうか。いよいよ佐藤康行流の神髄がでてきたなあという感じです。相手の身になって考えましょう、相手のみに身になって行動しましょう、ということは子どもの頃から教えられることですが、佐藤康行流を学んでから、特にプロカンを受講してから全然感覚が変わりました。

人の心の前提にあるものが分かってきて、なぜ相手がこう望むのか、なぜこう言うのか、なぜこういう態度をするのかが見えてくるようになりました。見えてくるようになったというよりも、自分の感じたことが相手と噛み合うようになってきたという方がいいかもしれません。

“お客様に教えてもらう”ということもここで言われています。お客様が先生。

昨日、これに当たる経験をしました。ある不動産屋さんに仕事ではなく別件で電話をかけました。久しく関わりがなかったのですが、僕が仕事で相続の分野を深めて行きたいと考えていて、その人と一度話がしたいなとも思っていました。

そうしたら、その人は不動産屋さんの困っていること、望んでいることを教えてくれて、さらに僕にこういうポイントに絞ってアプローチしたら、そういう人は少ないから喜ばれるかもしれないよ、と様々なことを教えてくれました。勝手に僕が想像でこうした方がいい、ああした方がいいと思っていたこととズレていたこともあったのでとてもためになりました。

不動産屋さんに不動産屋さんのニーズを教えてもらい、そこに僕が僕の商品サービスを通じて応えられるポイントまで教えてもらうことができて、人のつながりの有難みを感じました。

また、こんなこともありました。

生命保険と贈与と相続で本にもどこにも書かれていない課題にぶちあたりました。以前なら自分で必死こいて調べたりしてたのですが、先日参加したサンタ営業基礎編で、それは自分の役割か?それは自分がやるべきことか?ということを気づいたので今回は自分で必死こいて調べることを止めました。

自分でやるのではなく、その分野の専門家にブレインを持つIさんに協力依頼をすることにしました。こういうことで困っています、と伝えたら「シラさん、私も分からないからいろいろ聞いてみるね。時間を少しちょうだい」と言ってもらえて、あれよあれよと解決しました。

僕は自分でやらずに時間もお金も労力もほとんどかけずに解決することができたのと、それだけでなくもっと気づくことがありました。

Iさんは「シラさん、ありがとう」と言いました。いやいや僕のためにいろいろと動いてくれて逆じゃないかと思ったのですが、それはIさんにとっても僕が協力依頼することによって、Iさんの人のお役に立ちたい、という欲求を叶えていたようです。

「助けてほしい」人と「人の役に立ちたい」人の両方がいるから調和しているんだ、と思いました。

人にしてもらって感謝

人にさせてもらって感謝

してもらう人とさせてもらう人が両方いるから成り立つのかな、なんて思いました。