今日が人生最後の日

おはようございます。昨日は、愛のセールスとは全身愛の塊になり、お客様に誠心誠意接していくことであり、作戦や下手な小細工は要らないというところまで書きました。今日は、その続きを書きます。

真我の追求と仕事の実践に焦点を合わせて一日を過ごすために今日もブログを書きます。お読みくださりありがとうございます。

その場その場の状況、その時、その相手に応じて、一番的確な言葉が出てきます。一番的確な対応ができるようになります。一番的確な顔になります。常に本子ので行くことが大事なのです。そのためには、焦点を絞っていくということです。心を分散しないこと。

自分が「これをやる!」と言ったら、そこに焦点を当てて、その一点に焦点を絞っていくことによって、そのことが達成しやすくなります。太陽の光は、この地球全体に光を与えていますけれど、レンズでその光を黒い紙一転に焦点を当てれば、しばらく経つとその黒い紙は燃えだしてきます。

そのように、あなたが一点に焦点を当てていった時、お客様の心にも火が点き、その火がまわりに燃え広がっていきます。それは、みなさんの心に伝わっていったということです。

そういう形になったら本当に素晴らしい営業をやっているといえます。まずは、あなたの中にこういう営業を実現できる無限の力があることを自覚し、そしてそれを信じ切ることです。さらに、信じるよりも、「絶対間違いない」と言えるほどの確信を持つことです。

ポイント 「今、この瞬間にやるべきことをやり切ることが、私の使命であり、天命だ」と思えるようになれば、成績は飛躍的にアップするでしょう

そして、「今この瞬間瞬間にこれをやり切ることが、私の使命であり天命なんだ」と心から思えるようになったら、みなさんの営業成績は、今までの実績の3倍、5倍、10倍になることも不可能ではありません。事実、そのことを実行して日本でもトップになった人が何人もいます。

そこのところに焦点を当ててやっていけば、けっして難しいことではありません。ただあなたがそういう気持ちになればいいだけなのです。そういう気持ちで営業に取り組んでいきましょう。

佐藤康行 究極の営業プログラムより

今、瞬間瞬間にやるべきことが自分の使命天命である。目の前のことに集中して全力を尽くす、と言い換えてもいいかもしれません。

明日がある

いつかやればいい

ではない。

“今ここ”に集中する、やり切る、全力を出す。

もし、今日が人生最後の日だったら、きっと一秒も無駄にしないように生きると思います。きっと今日が人生最後の日ではないと思うから、明日があると思うから“今ここ”に集中しないだろう。

当然ですが、僕を含めて今生きている人は一度も死んだことがありません。生まれて物心つく前から当たり前のように明日が来ていました。だから当然のように明日という日は連続して来るだろうと思ってしまいます。しかし、永遠にずっと明日が来るわけではありません。いつか明日が来ない日があるわけです。

100年カレンダーというのをご存知でしょうか?僕が以前事務所にかけていた100年カレンダーは2001年から2100年までの100年間が1枚になったカレンダーです。何気なくこのカレンダーを見ると、みんな「自分がどの辺まで生きられるか?」とか、「この辺には生きていないだろう」とか考えだします。僕はそのカレンダーを見た時に、このカレンダーの日のどこかに“明日が来ない日”があることに気づきました。当たり前のように来ていた明日が来ない日が確実にあるわけです。

そして、佐藤先生が言われるように、毎日毎日人生最後の日に向かって命を燃やして生きているわけです。

医師から余命を宣告された人やガンの診断をされて自分の死を意識した人が、意識が変わったり心が変わることを聞きます。これはきっと死を自分ごととして捉えたからだと思います。

だけど余命宣告されたりガンの診断を受けなくても、人はみな毎日毎日人生最後の日へと命を燃やして1日1日向かっている。そのことに気づいて1日を生きるだけでも“今ここ”を大切に生きれるように思います。

「Stay hungry,Stay foolish」で有名なスティーブ・ジョブズのスピーチの中に「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか」と毎朝鏡に映る自分に問いかけるようにしている、とあります。

膵臓がんが見つかるずっと前、17歳から毎朝問いかけていたそうです。そして膵臓がんが見つかり死に最も近づいた経験を通して、時間は限られている、本意でない人生を歩んでいる時間はない、自分の内なる声と直観に従うべき、内にあるほんとうの自分は何をしたいか知っている、それに従うべきと言っています。

少し話はそれてしまいますが、僕はスティーブ・ジョブズは真我に目覚め真我に生きていたと思っています。スタンフォード大学の卒業式でのスピーチ、心に染みわたります。

スティーブ・ジョブス 伝説の卒業式スピーチ(日本語字幕)

昔手帳に書いて、ことあるごとに読んでいた言葉があります。カシコギという小説の中の一節です。

あなたが虚しく過ごした今日という日は
昨日死んでいった者があれほど生きたいと願った明日

佐藤先生のワークの中の1つ、“遺影のワーク”。余命を宣告されなくても、ガンを患わなくても、死を体感して“今ここ”を大切に生きることを気づかせてくれます。

講座で気づき、日々の仕事や生活で実践する。

“今ここ”を大切に今日も一日を生きます。