Tさんの実践で

おはようございます。シラです。昨日は春先のように暖かく公園日和でした。元日、昨日と少し離れた公園へ遊びに行き、二日連続で保育園時代の仲良し家族とばったり出会って一緒に遊びました。

今日も真我の追求と仕事の実践に焦点を合わせて毎日を過ごすためにブログを書きます。お読みくださりありがとうございます。

じゃ、どうやって販売しているかも教えましょうか?相手は何かを売り込みたい場合があるわけですよ。売り込みたいか、何か話したいんですよ。だって電車に乗ってくる時、何か話したいから準備してくるんですよ。何もないで来るということはまずないですから。何かの目的があってくるんです。

ですから、まずはそれを聞いてあげることが大事なんです。

ポイント 会ったららまず最初の30分は、相手の話を聞いてあげる

私の場合は、相手の話を聞くのは最初の30分と決めておくんです。

もちろんこれを言っちゃダメですよ。で、30分くらい相手の話を「ああ、なるほど、そうですか・・」って聞いてあげます。

そして、30分が経ったら「ところであなた、その仕事もっともっと業績上げたいと思いませんか?」って言うわけ。誰でも「そうです」と言います。そうしたらそこで、「いやあ、私もね良い方法があるんです!」って切り出すんです。そこから始まって、私は教育教材をずいぶん売ったことがあります。大体2時間か2時間半くらい経ったら、知らないうちに相手はサインをしています。それで帰るときに、きっと彼は頭の中にクエスチョンマークがあって帰っていると思うんですよ。でも、いいですか。向こうはサインをしたんだから間違いないんです。向こうはそこから何かを学んでくれればいいわけですよ。

それに対する情熱だとか、迫力だとか。学ばない人はそれまでなんですね。みなさんも知恵を絞って工夫すれば、道は無限にありますよ。

それには今までの一つのやり方ではなく、いろいろなやり方ができます、知恵を絞れば。織田信長が少数の軍勢で今川義元の大軍を倒したように、知恵を絞れば道は無限にあるんです。

佐藤康行「究極の営業プログラム」より

この佐藤先生が紹介したアポイントの入れ方から販売の仕方までのやり方を、昔Tさんが僕にやったことがあります。あとあとになってTさんが(意識してか無意識かはわかりませんが)、このやり方をやってたことを知りました。

「シラさん、今度ぜひウチの会社に遊びに来てくださいよ」

「そうですね、ぜひ」

「〇日の〇時と△日の△時なら、どっちが都合いいですか?」

「(え!?)そうでね、〇日の〇時なら空いてますけど」

「じゃあ、〇日〇時にお待ちしてます。場所は分かりますか?スイミングスクールのあるところの建物の2階に事務所があります。お待ちしてますね」

と、あっさりアポを入れられました。

で、僕はせっかく地域を代表する会社の経営者と会えるなら・・と何か保険の提案に結び付く話をできないかと考えて、せこせこと準備をしました(笑)まさに今日のリライト部分に書いてあるように「何か売り込みたい、何か話したいんですよ」という状態だったのを覚えています。

そして、約束の時間にTさんの会社へ行きお会いした時、Tさんは30分ほど僕の話をフンフンと聞いてくれました(笑)。

「ところでシラさん。シラさんが、もっと能力を伸ばしてあげたい、成長してほしいと思ってみえる息子さんが能力を伸ばし、すくすく成長することができる方法があるとしたら興味ありますか?」

と切り返され、その時息子をなんとかもっと成長してほしい伸びてほしいと話をしていた僕は

「それはもちろん、あります」

と答え、気がついたらスイミングスクールの案内チラシを見ながら乳幼児向けのレッスンの話を聞いていました(笑)

息子にこのレッスンを受けさせてあげたいなぁ・・

説明を聞きながら僕はそんな気持ちになってました。息子は手術の影響で鼓膜に穴が開いてプールで泳ぐことを制限されてるので、申し込みには至りませんでしたが、そうでなければ申込していたような気がします。

後になって、営業プログラムステップ7のこの部分を聴いたとき、Tさんがまさに僕にやっていた方法だ!って気づきました。

佐藤先生がここで言っているお客さん側の心理が、僕自身がまさにとおりだったのです。すごい。そしてTさんが学んだことを愚直に実践していたのもさすが。

ちなみに、コピー機で有名なMさんが“美点を書いて営業先に持って行って渡す”という営業手法を、知り合って間もない頃にTさんが僕にしたことがあります。

「ちょっと渡したいものがあるんだけれど、事務所にお邪魔してもいいですか?」

とTさんが電話をくれてやってきました。

そして

「この前、うちの会社に来ていろいろ話を伺わせてもらってありがとうございました。そのときにシラさんの素晴らしいところをたくさん見つけたので今日はそれを書いてきました」

そう言って、突然 紙を取り出して、書いてある美点をひとつひとつ読み上げていきます。

「笑顔がとても素敵です。とても家族思いで素晴らしいと思いました。仕事にも家族のことにも一生懸命で素晴らしいと思いました。息子さんのことをとても大切に思っているところが素晴らしいと思いました・・・」

全部読み上げて、その紙を僕にくれました。

なんだか訳も分からず、ポカーンと聞いていましたが、そんなふうに直接言ってもらうことが恥ずかしくも感じましたが とても嬉しかったです。そして僕はTさんのことを「いい人だな~」となんだか好きになってしまいました。もらった紙はいつも目に入るデスクマットに入れていました。

コピー機のMさんがやっていたことをそのままTさんが僕にしていた と、これまたサンタ営業を学ぶようになって知りました。

言葉が合っているかどうかは置いておいて、当時僕はTさんのサンタ営業の実験台?実践の相手役(の一人)だったようです(笑)今、こうしてその時のことを思い出してみると、実際体験したことでお客さん側の心理をよく分かりました。とてもいい体験をさせてもらいました。