認知症サポーター、見知らぬ誰かにプレゼント

こんにちは。シラです。
今日も真我の実践に焦点を合わせて毎日を過ごすためにブログを書きます。
お読みくださりありがとうございます。

昨日は午前中、名古屋にある税理士法人で勉強会をさせてもらって午後から保険会社の人に誘われて「認知症サポーター養成講座」というものに参加をしました。

認知症とはどのようなものなのか、認知症になってしまった人のお困りごとや気持ち、家族やまわりの人の気持ちや接し方などを学びました。

名古屋の地域包括支援センターの社会福祉士、看護師の方が講師で、講師ご自身の母親の認知症による体験談なども伺いました。

認知症ではないですが、脳に機能障害をもって生まれた息子がいるからでしょうか、講座の中で出てきたことは「認知症」に限らず、様々困りごとを持った人に共通のことなんじゃないかなって思いました。

もっとみんなが他者に優しい、許す、認めるようにな社会になったらいいのにと前から思っていましたが改めてそう思いました。
そうしたらみんながもっと過ごしやすくなるのにな。

講座を受講して2つのことをやろうと思いました。

ひとつはもしかして徘徊してるのかもしれないと思ったお年寄りに声を掛けるということです。
僕に佐藤先生を紹介してくれたTさんのお父さんも認知症が進み先日徘徊をして大騒動だったという話をTさん、Tさんのお母さんから聞いたことを思い出しました。放送流して警察犬が出動して探したと言ってました。
講座の講師の方のお母さまも名古屋駅でトイレに行って帰ってこなくなり身内であちこち一生懸命探して「もうだめか…」と思った4日目に、道を挟んで向かいの交番で保護されたという話がありました。講師の方が本当に警察は一生懸命探してくれていたのか…と思ったそうで、警察官の兄にそのことを言ったら「もちろん探しはするけれど、1日に何件警察に電話がかかってくると思う?」と言われてしまったと。
「もしそうかな?というお年寄りを見かけたら一声かけて欲しいです」と強く訴えていました。
とても警察だけでは手が回らないのが現状のようです。
それなら僕にでもできます。

もうひとつはまたおばあちゃんに会いに行って話を聴こう、対話をしようと思いました。

10数年ぶりに会った僕のおばあちゃんも重度の認知症です。先月会いに行ったときに壊れたテープのように同じことを何度も話してました。

こんにちは。シラです。 今日も真我の実践に焦点を合わせて毎日を過ごすためにブログを書きます。 お読みくださりありがとうございます。 「よし、今日だ、今日会いに行こう」 11年会っていないおばあちゃ...

講座の中で「傾聴ボランティア」というものが少しだけ紹介されていました。
お話をすることで脳が刺激されてとてもいいそうです(睡魔と闘いながら聞いててあやふやな記憶ですが、たしかそう言ってました)。

僕のおばあちゃんも一番の楽しみは“おしゃべり”だと言ってました。

N川さんがカウンセリング勉強会の中で、「人間は喋るために生きている」というくらいの前提で本当はみんな話を聞いてほしいということを言っていました。

認知症にはおしゃべりがいい。
僕の強味特技は“話しやすい”です。

本当は傾聴ボランティアをやれたらいいのでしょうけど、まずは認知症で毎日の楽しみが“おしゃべり”と言っている僕のおばあちゃんに、一番愛してくれた僕が話を聴きに会いに行こう、そう思いました。


この講座後、僕は人生で初めてのことをやりました。

税理士法人での勉強会の時に予定してなかった食事のお誘いに乗ったため、時間がギリギリになってしまい、高かったけれど名古屋駅の真ん前のパーキングにクルマを駐めました。

講座を終えて精算機で「28」とボタンを押してお金を清算しました。

「あれ?こんなする?」

と思いましたが、子どもたちのお迎えの時間に高速乗って行けばギリギリ間に合う時間で慌ててたため、(やっぱり名駅の真ん前は高いな…)と思いながら1,500円払って車に戻ると、ストッパーが下がってない。

(壊れた?なんで?)

(ちゃんと28番って押したよな…)

レシートを見ると、8番と書かれてる(>_<)

全然知らない人の駐車料金を気前よく払ってしまいました、、、

もう自分のアホさ加減にガッカリしました。
せっかくなら、、と

「あなたのクルマの駐車料金をまちがえて払ってしまいました。私からのプレゼントです」

と名刺にメモ書きして車の窓に挟んでおきました(笑)

東京とかもっと高い駐車場じゃなくてよかった・・。
とほほです。

とりとめもない話でした。