あの人はあんな人こんな人、そんな人はいない

おはようございます。シラです。
今日も真我の実践に焦点を合わせて毎日を過ごすためにブログを書きます。
お読みくださりありがとうございます。

「あの人はあんな人、こんな人」ってそんな人はいない。
たまたまその人のそういう過去の言動を見て「あんな人」って自分が思いこんでいるだけ。

昨日そんなことがありました。

先週、下の娘が保育園で嘔吐して妻に呼び出しがかかりました。
僕は遠方にいて妻はどうしても仕事を抜けられない。
「どうしよう。。。」
と電話がかかってきました。

近くに住む妻の母親に頼んで迎えに行ってもらって、妻が仕事のキリをつけれたら早退して病院に連れて行く。なにもできなくて、ごめん。よろしくお願い。任せた。と電話を切った数分後、プリプリに怒った妻から再び電話がかかってきました。

「もう、ぜったいあの人には頼まん!!あっさり『そんな病気の子がうちに来たら困る』って断られた!!『なんかあったら私が見てあげるから』って、『旦那さんの親には頼みづらいだろうから近くにいれば私が見てあげる』って言ってたのにいつも頼むと断るもん、もうヤダ。なんだったんだあの言葉は。私はやっぱりいらない子だったって思い知らされた。あの人のわがままにはもうついていけん。もう振り回されたくない…」

わーーーっと母親に対するごみ出しでした。

で、結局見かねた同僚たちが「私たちがやっておくからお迎え行きな」と助けてくれて事なきを得ました。

過去何度もそのようなことがあり、だんだんと“お願いしても断られる”と植え付けられて、でも他に頼める人がいない状況になるとお願いせざるをえなくなり、、と繰り返してました。

そして、昨日。

けっこう多忙なお客様が、「ここなら何とか時間が作れるので契約手続きをお願いしたい」と電話をもらいました。その言われた日時が、僕が娘の送り迎えをし妻が息子を連れて神奈川の病院まで行く、その日の娘のお迎えの時間とモロかぶりでした。
お客様と予定をすり合わせてもどうにもそこしかなく、バックアッププランとして娘同席の了承をとりました。

妻に電話を入れ状況を伝え、

第1プラン:超近所に住むママ友にお願いする

第2プラン:妻のお母さんにお願いをする

第3プラン:ゆーちゃんも同席(お客様了承済み)

と選択肢を挙げて説明しました。

先日のこともあったので、僕は敢えてママ友にお願いをしようと思ってダメなら連れて行こうと思っていました。妻の実家は気を使って選択肢には一応入れた感じでした。

妻も、「えー、なんでそうやって予定かぶせるかなあ…」「でもしょうがないよね、、」「もう母親には頼みたくないんだけど、最後もう一回だけ言ってみようかなぁ…」などと呟きながら、妻は第2プラン母親を選択しました。

「じゃあ、電話してみる。だめだったらごめんね」

・・・

数分後電話がかかってきました。

「すんなり、『いいよ』って。ビックリシターー。なんかね、『この前はごめんね』って謝られた。なんかあのときお姉ちゃんも出張でお父さんもいなくて母親一人で孫たちを見てたみたいで、それで…)

妻が嬉しそうにお母さんとのやりとりを教えてくれました。

実家がどんな状況とか知らず、『困る』と言われて断られたことだけを見て、“お母さんはこんな人”と思いこみをしてしまってました。
それが何度も断られ“やっぱりお母さんはこんな人”と思いこみが強化されていったのだと思います。

今回、お母さんの『この前はごめんね』という言葉に、妻はお母さんの“見てあげたい”気持ちを感じたようでした。

お母さんの「近くにいれば見てあげれるから近くにいなさい」発言は結婚以来現在までいろいろ尾を引いているのですが、認識できる一部分だけをみて勝手に“あんな人こんな人”と思いこんで決めつけていたんだなあと改めて気づかされる出来事でした。

そこにふりまわされない

そんな人になりたい。