「まずは本」と勝手に決めつけて相手のニーズをちゃんとキャッチできなかった話

おはようございます。シラです。昨日は窓を開けて仕事をしてました。吹き込んでくる風が気持ちよく、少し秋を感じました。

今日も真我の追求と仕事の実践に焦点を合わせて毎日を過ごすためにブログを書きます。お読みくださりありがとうございます。

Q.自由自在に話ができるようになるには、どうしたらよいのでしょうか。

→A.お釈迦さんが言っていた方便というのがあるでしょ。

方便というのは、その人を目的地に運ぶためには、ちょっと違うことを話すことも必要なんです。最初から全部本当に真理だけ話したらわからない。だから方便も必要なんですよ。

例えば、真我開発講座に来る時に、「それを受けたら儲かるか?」って聞いてくる人もいるんです。その時には私は「儲かるよ!」って、まず言ってあげます。それはそこまでが方便です。

しかし、その後に、本当にその人が変わったら、「あ、そうじゃないんだ。そんな儲かる儲からないが一番じゃなくて、自分自身がもっと魂に磨きをかけて…」という気持ちになれば、儲けるという目的で来たけど、その人の意識が変わったら考え方も変わるでしょ。

ですから、そういう意味で、たくさんの人を導いていくには、「あなたはもっと家族を幸せにして、家も建ててあげて…」というようなことを言ってあげることも、その段階では必要なレベルの人もいるわけです。それは方便なんです。

ガンの人に「あなたはガンだ」って急に言ったら、いくらそれが正しいとしても、それでますます落ち込んで早く死んじゃう可能性もありますよね。

その時には、相手を「そうじゃないんだ」と言いながら導いてあげる。そして、心が本当に安定して落ち着いて、もう何を聞いても大丈夫だとなった時に、初めて本当の話をしてあげるとかね、そういうことが必要な場合があるじゃないですか。

ですから、小学生には小学生、中学生には中学生、高校生には高校生の話方が自由自在にできるようになったらいいということです。

自由自在に話ができるというのは、自分がそのことに真剣になっているかどうかなんです。ですから、それはもう単純明快なんです。“自分が針で縫い始めたら、神様が糸を出してくれる”という言葉があります。それは、自分がそのことを真剣にやっていれば、知恵は後から出てくるという意味です。

知恵を先に出して、その知恵の通りにやるんじゃない。とにかくやり始めてから、後から知恵が出てくるというようなやり方に変えたらよいと思います。もし「自由自在になろう!」、「もっと相手に合わせてどんな話でもできるようになろう!」と思ったら、お客様のところに出かけて、そういう思いで真剣にやってみることです。

そうすれば、必然的に後からそういうふうになってきます。また、それだけのボキャブラリーも必要ですよね。いろんな話もできるようになるためには、いろんな学びも必要ですよね。

ですから、当然そういう勉強もされることも大事だと思います。人によって相応しい話を使い分けられるようになるには、ボキャブラリーの豊富さと、真剣にやることの二つが大事だと思います。

佐藤康行「究極の営業プログラム」より

“自分が針で縫い始めたら、神様が糸を出してくれる”

リライトをしてて

“走りながら靴ひもを結ぶ”

“迷ったら近づく”

“逆システム”

“答えが先”

そんな言葉が連想されました。

通常知恵を出して、その知恵の通り行動するけど、その逆。真剣に行動したら知恵が出てくると佐藤先生は言われています。これがなかなかできないのは失敗を恐れたり、答えが分からないのが怖かったりするからだと思う。

「縫い始めたけど、神様が糸を出してくれなかったらどうしよう…」

みたいな。

だけど

「縫い始めたら、神様は絶対に糸を出してくれる、糸が出てくる」

そう思えたら(そう思っていたら)、不安や恐怖はないと思うのです。自分が縫い始めたら、神様は糸を出してくれるんだという感覚=すべて完全完璧、すべては愛、すべて吉報と捉えていること。満月が大前提になっていればそこに不安や恐怖はない。

そんな感覚の時があったり、なかったり。常にそういう状態だったらそれこそがまさに自由自在の世界なんじゃないかと思います。

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お盆休み前に会ったお客さんと電話で話をしました。

おはようございます。シラです。昨日一日ブログを書けず、久しぶりに(?)ブログを書く気がします。今いわゆる“お試し”がやってきています。 今日も真我の追求と仕事の実践に焦点を合わせてブログを書きま...

「あの、すみません。最後にもう1ついいですか?前に教えってもらった佐藤なんとかさんの講座のこと、もうちょっと詳しく知りたいんですけど…」

「ああー、そうだったんですね。そこまで興味を持たれたって分からず、こちらこそすみませんでした。次にお会いするときにお伝えしようかと思ってたんですけど…」

この前の面談直後に岐阜のT山さんに電話して教えてもらった、真我教室基礎編の開催情報、パーソナルカウンセリングというものがあることなどをお伝えして、アイジーエーのHPとパーソナルカウンセリングのULRをLINEしました。

前の時に「満月の法則」の本も紹介してましたが、この奥さんは講座の方により興味を持っていることを初めて気づきました。勝手に僕が(まず入り口はハードルの低い「満月の法則」の本でしょう)と決めつけてました(>_<)。

思い返してみると、「YSこころのクリニックは東京と福岡にしかないんだ」とか、「そこでやる2日間の集中カリキュラムは名古屋でも受講できるんですね!」とか、長年のうつが寛解したMくんの話や僕自身の話など、そちらの話に特に食いついていたことを思い出しました。

奥さんははっきりとは言わなかったけれど、きっと旦那さんのことで僕が思った以上に悩まれているんだろうと気づきました。“最初はハードルの低いベストセラーになってる本”と、勝手に僕が決めつけてしまってて、目の前の相手のことをちゃんとキャッチできていませんでした。

まだまだニーズの発見、シーズの発見が甘いなあ…。