撮影現場はずぶ濡れの僕

おはようございます。シラです。昨日寝る前に家族でヨガをやりました。またしてもそのまま寝落ちZzz。身体がほぐれたような余計凝ったような…。

今日も真我の追求と仕事の実践に焦点を合わせて毎日を過ごすためにブログを書きます。お読みくださりありがとうございます。

私はある日決めました。「全く行ったことのない土地に売りに行ってみよう。そして、自分の力を試してみよう!」そう思いました。その時、私が決めたのは、北海道の稚内でした。稚内と言えば、海岸線です。

そして、日本の最北端、一番寒いところです。海からの風がぴゅーぴゅーと服、そこに一番寒い月である2月の初旬に行きました。わざとコートを着ないで稚内に営業しに行きました。

渡井は北海道生まれだったのですが、稚内の寒さは格別でした。零下10数度という寒い寒い吹雪の日でした。私はコートも着ないで、アタッシュケースに宝石を詰め、街を歩き始めました。誰一人私のことを知っている人のいない街をです。
どこから入っていいか分かりません。私は街をブラブラ歩きました。すると、海岸線から吹き付けてくる吹雪が、私の身体全身に降りかかってくるのです。手や顔は凍りつくようで痛みさえ感じました。本当に寒くて寒くて、ブルブル震えながら歩いていました。いよいよ限界になりました。

その時に、意を決し、私はある家に飛び込みました。「こんにちは!」「はいどなたですか?」奥さんが出てきました。「すみません。私は東京から来たものです。佐藤と申します。少しだけストーブに当たらせてください。事情は後で説明します。お願いします」私は手を合わせました。

その奥さんは、「ああ、それは大変ね。じゃあ、当たっていきなさい」と言って家の中に入れてくれました。

私はストーブで手を温め、足を暖めていると、ちゃんとお茶やみかんが出てくるのです。(ああ、ありがとうございました。北海道の人がこんなに優しい人だとは思いませんでした。

私は今日東京から出てきたばかりなんです。本当に助かりました。ありがとうございました」と感謝をしたら、その奥さんが私に何か親しみを感じたのか、いろんな話をしてくれるようになりました。私もそれに頷いていろんな話をしているうちに、奥さんは、お嬢さんが東京に出て頑張っている話を聞かせてくれました。娘の話をしながら、涙ぐんでいる奥さんの顔を見て、私もなぜか涙ぐみました。いろんな話を延々2時間くらいしました。気が大変合いました。

「ところで、あなた何の仕事をやっているの?」とはじめて奥さんは私に聞いてきました。私は即座に「あ、そうだ!その話をするのを忘れていました。実は私は東京から稚内に宝石を販売しに来たんです」その時には、奥さんの心は完全に私に開いていました。受け入れてくれました。「あら、ずいぶんきれいなもの売っているのね」そして、私の話もちゃんと聞いてくれるようになりました。「娘さんにこういうルビーなど渡したら、きっと喜ぶんじゃないでしょうか?」、「うん、そうね。娘にはこういうのがいいわよね…」と話をしているうちに、35万円相当の指輪を買っていただきました。

全く一切の押し売りではなく、お客様自ら「これください」と言ってくれました。一つ売れました。そして、その奥様は近所の人に私を紹介してくれました。さらに、2軒目、3軒目と紹介をしてくれました。また、その紹介をしてくれたところからも紹介をいただきました。

佐藤康行「究極の営業プログラム」より

僕はこのリライトをするまで大変誤解をしていました。同情をしてもらって家の中に入れてもらって話をするためにわざと真冬の稚内でコートも着ずにずっと街を歩いていたと思い込んでいました。

そうではなかったんですね!

僕の勝手な思い込み=僕のフィルターを通して、この話を聞いていたのでそう思いこんでいました。

僕のフィルター、映画のフィルムの撮影現場は銀行員時代にあります。当時、積立預金の獲得や年金受取口座の指定変更を獲得するために、わざと大雨の土砂降りの天気の日にずぶ濡れになってカブに乗り、お客さんの家に行き、同情を買って積立や年金を獲得するという、今考えるとなんとも浅はかなことをしていたからです。それは何にも知らない僕にセンパイが教えてくれたんですけど…。

そんな経験があったもんだから、(佐藤先生も僕と同じようなことをしていたんだなあ~)などという大きな勘違いをしていました。恥ずかしい(>_<)

ほんとに全く同じ事象でもそれぞれ違う色の色メガネをかけていて、その色メガネを通して事象を見るから、受け取り方がひとそれぞれ違っているんですよね。

その同じ事象を違う色のメガネでみんな見てる。そのことを知ってるだけでも違いますよね。みんな自分と同じ捉え方をしている、そう思い込んでると、違った捉え方に出会ったときに

あいつはおかしい、間違ってる

か、または

自分はおかしいんじゃないか?

となってしまうと思います。だけど、サングラスをかけてれば世の中暗いし、ピンク色のメガネをかけてればピンク色の世界が広がってるように見える。ただそれだけのことなんですよね。

光のボックスのワークの時の、ボキャブラリーで

「ああ〜、その視点で捉えられましたか!」

というのをMDさんが紹介されてて、結構お気に入り ^ ^

・・・・・・

昨日娘に絵本を読みました。

鳴き声を覚えたようで、

「イヌは〜??」

「ワンワン」

「そうそう、そうだね〜。じゃあ、ニワトリは〜??」

「コッコ」

「すごいね〜!せいかーい!」

牛のページになって

「牛さんは〜??」

「きゃーーー!!」

??

僕もこーちゃん大爆笑(^^)。それを見たゆーちゃんもニッコニコ(^・^)何回やっても牛の鳴き声が「きゃーーー!!」でした(笑)

おもしろいから正解にしちゃいました。佐藤先生は人間は何一つ忘れてないって言うけれど、「ゾウの鳴き声がきゃーーー!」てのも ゆーちゃんのフィルターになっちゃうのかな。